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小雪舞う水晶の森へ [鉱物 (阿賀町)]

10日に訪れた森(五頭山麓)を再訪してきました。
13日の天候はみぞれ、気温2度。
現地へ着いたらかなり小振りになってきたので、おそらく今年最後になるであろう鉱物ウォーキング開始。
前回訪れたポイントから標高差にして5~6m上がった斜面に大きな岩が林立しており、どうしても今年中にそこへ行ってみたかったのです。
年を越すと、そのポイントの正確な位置を忘れてしまう可能性もあるし。

IMG_6402.JPG

EOS M6 Mark II + EF-M 11-22mm F4-F5.6 IS STM (共通)

鉱物探しではほぼ100%、このカメラを使っています。
軍艦部がないため非常にコンパクトで軽量。
レンズはこれか EF-M 18-150mm F3.5-6.3 IS STMを使っているのですが、今回のように岩と岩の隙間にカメラを潜り込ませて撮ることが多い場合はレンズ全長の短い超広角ズームを使います。
M6 MarkIIはストロボをポップアップさせてもそれほど高さが変わらないため、光が回り込みやすいのが利点(これ重要)。
EOS 80Dのように軍艦部にストロボが付いている場合は、ポップアップすることでストロボが岩に遮られることがあり、ストロボが用をなさないのです。
またどちらのレンズも、近接撮影時でも軟調な描写にならない点が素晴らしい。
ぼくのカメラ歴の中で、ひょっとしたら最も気に入ってきているカメラなのだけど、ひとつだけ欠点があります。
それは防塵防滴仕様ではないこと。
EOS-Mシリーズは、レンズもボディも非防塵防滴仕様なのです。
従って、この日のようにみぞれの時とか小雨の時はとても神経を使います。
ほんとはもっと岩の屹立する風景写真を撮りたかったけど、そこは仕方ありません。
この日は、くだんの大きな岩が林立している場所からさらに3~4m上がったところでUターン。
上の写真はそのUターン地点から上を見上げて撮った写真。
さらに大きな岩場があちこちに見られます。
斜度は結構ありますが、ノーザイルでもなんとかなりそう(多分)。
ここから上の急斜面は昨年も未踏破のままだし、来年のお楽しみです。

IMG_6406.JPG

今日、真っ先に訪れた岩場のプチ洞窟で見つけた紫水晶の結晶。
ラベンダーカラーの素晴らしい色合い。
この日もLEDライトが大活躍。
ライトがなかったら見つけることはできなかったでしょう。

IMG_6408.JPG

この水晶も思い切り狭い隙間に顔を覗かせていたのですが、これ以上腕を伸ばせないためこれが限界。
もっとアップで写したかったのですが。
上半分はほんのり紫がかっており、しかもかなり結晶の粒が大きめ。
体勢が窮屈なのを我慢して、しばらく見とれておりました。

IMG_6412.JPG

こぶし大サイズの玉髄。
本日唯一のお持ち帰り品です。
帰宅して水洗いしてみたけど、この写真よりイエローの彩度が弱く、無色に近かったです。
でも、前回ゲットしたクラスター同様、プチ洞窟内の地面に半分埋もれていたので結晶は全く摩耗していません。

IMG_6416.JPG

この日の探索時間は約1時間20分。
Uターン地点の岩場からやや南側に10m下ったところの岩場で見つけました。
今年の新潟ミネラルマルシェでは、ゴールデンヒーラーというイエローの水晶に一目惚れしクラスターを購入したのですが、まさにこの色合はゴールデンヒーラー!
シトリンではなくゴールデンヒーラーです。
今年山で見てきた水晶&玉髄の中でピカイチの美しさ。
やはり岩と岩が重なり合ったちょっとした空間にあり、ここもとても狭い空間なので写すアングルは限定されているのです。
このクラスターは縦長でして、下半分は別に撮りました。

IMG_6417.JPG

下半分はほぼ無色。
上の方の岩場にはあまり玉髄脈は付いていなかったけど、その代わりあるとすればサイズの大きいものが見られました。
阿賀町側の五頭山塊ではあまりラベンダーカラーの玉髄は見かけないのだけど、皆無というわけではないようです。
明治時代に綱木集落の人が博物館クラスのアメジストのポイントを見つけていますが、綱木は阿賀町側、つまり裏五頭ですしね。
特にポイントへのこだわりはないのですが、一度は五頭山塊で、色合いは問わないので3cm以上の長さのポイントを見つけてみたいです。












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