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内の倉ダムの星空 [星景写真(新発田市)]

25日の新発田市の月没は22時42分。
昨日あたりから夜になっても薄雲がわかないようになってきたので、半月の1日前の空ではあるけれど、年に一度の内の倉ダム詣でへ行ってきました。

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22時ちょうど辺りの星空。
ここはロッククライミングのゲレンデである杉滝岩。
上空に白鳥座が上がってきました。
完全な新月期だと岩場のディテールは出ないので、半月くらいの時がHDR的な効果を狙う際には好機なのです。

IMGR4429_4439p.jpg
背後の橋の正面に、ちょうど南の天の川が立ち上がってきました。
予期しない出来事だったので、はじめましての構図。

IMGR4456_4469p1.jpg

いかにも地上風景と星空部を別撮りしました的な写真ですが、一発撮りしたとしても湖面にリフレは写らなかったでしょう。
つい数分前に付きが完全に没したはずですが、空の眠さはむしろ増してきた感があり、光害の影響も思ったよりありました。
そして、熱帯夜ゆえの熱ノイズもひどかった。
なので、普段は撮らないダークをきちんと撮ってみたり。


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夏の始まり [星景写真(新発田市)]

21日、二王子岳の登山道入口に鎮座する二王子神社へ参拝に行ってきました。
金曜の夜なのでひょっとしたら誰か前泊者がいるかなと思ったけれど、境内は無人でした。

IMGR4355_4364p.jpg

この日の薄明終了は20時49分。
この画像は薄明終了10分ほど前に写したものです。
蠍座のアンタレスが存在感むき出しに、正面に輝いていました。
暑い夏がいよいよスタートです。

IMGR4370_4381p.jpg

もっと遅くまでいれば天の川の中心部が本殿上空を通過していたのだけど、今回は既に満ち足りた気分になったので、本殿横に移動。
屋根の上に上ってきた白鳥座を撮って終了としました。
実はこのあと赤谷の山中へ移動したのですが、思ったより遥かに眠い空だったので、写真は撮らず。
水蒸気の少ない星空を拝める機会は、今夏一度くらいあるといいのですが。


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レンズテストを兼ねて撮り比べ [星景写真(新発田市)]

IMGC6233p.jpg

EOS M6 Mark II + EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM (11mm)
ISO3200, F4, 10秒 (ワンショット)

IMGC6236_37p.jpg

EOS R 改 + SIGMA 24mm F1.4 DG HSM
ISO5000, F2.8, 10秒 (ワンショット)

撮影日:4月19日
上記2台のカメラで撮り比べをしてみました。
APS-C機のカメラに、超広角ズームの組み合わせで星景を撮るのは初めて。
思ったより悪くなかったです。
同社のRF15-35mm F2.8の16mmと比べてみた場合、四隅の星像はわずかにEF-M 11-22mmの方が上かも。
ただし、全体的な解像度はRF15-35 F2.8に劣りますが。
ポタ赤で追尾させれば、そしてISO1600以上に上げなければ十分実用になると感じました。
でも、暗いところでは全然液晶画面が見えなくなるので、構図決めはエイヤッと直感に頼ることになるのが欠点。
EOS Rの方ですが、普段はRF15-35mm F2.8ばかり使っているので、シグマの単焦点レンズとの組み合わせは初めて。
結果、シグマの24mm F1.4 ARTの素晴らしさを再認識。
価格コムかどこかの書き込みで、EF-RFマウントを通してEFレンズを付けた場合、周辺部の画質が少し向上するとあったので試してみたのです。
確かにわずかですが良像範囲が拡がり、ピクセル等倍で見ても粗を探すことができなくなりました。
これからはもっと星景で使わなければ。
ところで、被写体は宮古木の丘に立つ一本桜2本。
最初の写真の木はほぼ満開でしたが、2枚めの木はまだ咲き始めといったところでした。
ちなみに、薄明終了直後くらいの時刻の撮影。
まだ月は顔を出しておりません。それでも光害がすごいけど。
以上、先日RF15-35mm F2.8を落として全損させてしまい、代替手段を模索してのテストでした。
トホホ・・・

おまけ写真。

IMG_6202.jpg

EOS M6 Mark IIを使った撮影で、内蔵ストロボを併用した作例も撮ってみました。
シャッタースピードは10秒で同じです。ISOも変わらず。
24mmより広角側だと光が回りきらないと取説にはありますが、これくらいならOKです。





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町中星景 [星景写真(新発田市)]

日曜月曜と昼間は予定が詰まっているので、快晴に恵まれた日曜の夜、家から5分の外ヶ輪小学校のグラウンドでお茶を濁しました。
わかっちゃいるけど、やはり光害がすごい・・・

IMGC5938_43P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mm)

正面が小学校の建物。
白鳥座がなんとか視認できるけど、散光星雲の色は出せませんでした。

IMGC5944_49P.jpg

同じ焦点距離で北の天の川。
こちらはやや暗いけど、これが限界。
それでもピクセル等倍で見ると、カリフォルニア星雲の色はかすかにわかったけど。
こんなに夜空を明るくしてどうするんだろう。
なにか間違っている。


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意外と遊べる加治川下流域 [星景写真(新発田市)]

29日、夕方になっても南~南西の空は晴れ渡っていたので、もう一度昨夜と同じ場所へ行ってみました。
ところが18時30分を過ぎると天の川の下のほうが薄雲に覆われてしまい、しかも天の川の付け根がライトアップされている。
どうやら聖籠町のグラウンドで野球の練習でもしているのか、ナイター照明が点いているようです。
なので昨日と同じ構図はあきらめました。
一方で北の空は晴れていたので、川の対岸からカシオペアなど、北の天の川を入れてみようと。
で、20年ぶりくらいに昨日のなんちゃら頭首工より上流部に位置するほにゃらら堰へ。

IMGC5892_5907P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mm)

河原へ降りる踏み跡をなんとか探し出し、河原へ。
昨日の場所より広く、とても快適。
これはいい。
それなりに光害はあるし、対岸の道路を行き交う車の通行量が思ったよりあったけど、ちょうどいい位置に天の川が立ち上がっており、頭に思い描いていた構図で撮ることができました。
でも、さすがにカシオペア周辺の散光星雲の色は出せませんでしたが。

IMGC5909p.jpg

横アングルにて。
橋の袂にある信号が入ってしまいますが、水面へぎりぎりまで寄れるので、風景写真としても迫力ある絵が撮れる場所でした。
加治川下流域、あなどりがたし。





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薄明終了15分前の天の川 [星景写真(新発田市)]

IMGC5873_77p2.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mm)

塩屋浜からの帰り、加治川の河口近くのなんちゃら頭首工へ立ち寄りました。
光害被りを覚悟していたのですが、ほとんど補正する必要がありませんでした。
薄明終了15分前の空。
やや構図を替えながら3カット撮ったのですが、これは最初のコマ。
どんどん薄雲が右から左へ増えながら流れていったので、最初のコマを採用。
この場所では初めて撮影しましたが、背後の道路を行き交う車のヘッドライトが川面を照らし出すこともなく、気をもむことなく撮影に専念できました。
ここ、意外といいかも。
天の川もうっすらとですが、存在はわかります。



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新発田のグランドキャニオン?にて [星景写真(新発田市)]

もう5~6年前になると思うけど、内の倉ダムの奥にそびえる通称・杉滝岩へ星景写真を撮りに行ったことがあります。
そのときの記事を探してみたのですが、どうもタグをつけ忘れたらしく、見つけることができません。
なので推測になるのですが、確か岩の正面から真上に北の天の川が横たわっていたような・・・
空の条件のいいときに来れば、ここは天蓋高原にも決して引けを取らない星見適地。
逆に暗すぎるので、ある程度月明かりがあった方が岩肌を描出するにはいいかも。
月はもうすぐ半月、天気はイマイチではあるものの頃合い良しと13日、夜の探検に出掛けてみました。

IMGL5634_42P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mm)

20時20分撮影開始。
運良く、北~東の空にかけて晴れており、明るさも理想的で気分が高まります。
だけど、昔は新発田のグランドキャニオンと思っていたこの岩場も、スケールの大きさは感じなくなりました。
近年もっと本格的な岩場を幾つも見てきたので、物足りなささえ感じます。
しかし、車で横付けできる岩場では、下越ではここが最も高度差があるのではないでしょうか。

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EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (18mm)

こちらの画像は20時40分~55分にかけての撮影(固定撮影)。
正面の一枚岩はAフェース。
時折薄雲が去来するのですが、まあまあの空です。
でも、背後の南の空は完全に雲に覆われてしまいました。

IMGL5715p.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (18mm)
ISO12800, F2.8, 10秒

いったん撮影を中断して杉滝岩の付け根を歩き回り、鉱物チェック。
この岩は花崗岩の岩壁なのだけど、40年前に比べたらやや風化したと思います。
あまりに多くのクライマーが訪れるので、長年の間に多数のハーケンが打ち込まれ、かなり岩壁が削られてしまったようです。
どこかに晶洞がないか探し回ったのだけど、なかなかありませんね。
川を挟んで対岸の岩壁下部には良質の石英も一部見られるのだけど、杉滝岩サイドは鉱物不毛地帯のようです。
上の写真は1枚撮り。
このカットだけISOを12800にまで上げて撮ってみたけど、さすがに画像は荒れ荒れです。
月は既に沈もうとしており、あたりは真っ暗。
頭上に輝く白鳥座の星々のコントラストが一段と高まってきました。


IMGL5727_46P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (18mm)

杉滝岩の取り付き部には東屋が2棟建てられているのですが、奥の方の東屋へ行ってみました。
すると、白鳥座がちょうど真上に来ているではありませんか。
見上げる岩壁はBフェース。
足場が狭いので、三脚を一段だけ伸ばしての撮影。
しかし、月が沈むと固定撮影では太刀打ちできません。
暗い、あまりに暗すぎる。
ポラリエUのような、小型軽量タイプのポタ赤があるといいですね。








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滝谷の蕎麦畑 [星景写真(新発田市)]

昨年12月27日、新発田の秘境・滝谷集落にあった蕎麦屋”惣六やまと茶屋”が閉店しました。
大好きな蕎麦屋だったのですが・・・
それでも、まだ蕎麦畑は残っています。
さて、滝谷から直接滝谷森林公園へ抜ける道路があることはあまり知られていませんが、その途中に蕎麦畑があります。
ついこないだ、たまたまこの場所を見つけたのですが、天の川がいい角度で立ち上がるはずなので、蕎麦畑と天の川をコラボさせてみたいと思っていたのです。
本当は前回の新月期の方が天の川は新発田市の光害を受けない位置に出てくるので、撮影には適していました。
しかし晴れ間がほとんどなかったので来れずじまい。
今日(9日)も曇ってはいましたが、雲間越しでいいから撮ってみたいと思い、現地へ馳せ参じた次第。
夜間にここへ来るのは初めてです。
到着時はベタ曇りでしたが、少しづつ星が見えてきて、今回も7~8分間だけ天の川が顔を出してくれました。

IMGC5578_96P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (20mm・固定撮影)

正面から左手にかけての稜線は棚橋山(674m)。
さらに左側に目を転ずると、馬ノ髪山~俎倉山までを一望することができます。
つまり、春から今の時期までここから天の川を見ることができます。
ここの蕎麦畑の開花時期は正確なそれは知らないのですが、一般的には1年に2回咲きます。
夏そばの花が6月下旬~7月上旬、秋そばが8月下旬~9月中旬頃。
"そばの花星景"を撮る期間は意外と長いのです。
このあと、二王子山麓は長峰原にあるもう一つの蕎麦畑へ行ってみたのですが、見事に曇っていて星は一つも見えなくなっていました。




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採石場の夜 [星景写真(新発田市)]

9月2日、2年ぶりに箱岩採石場跡へ来てみました。
おととしより道は荒れており、おそらくこの2年間ほとんど操業はしていないのでは?
休廃止鉱山の仲間入りか。


IMGC5387p.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mm、共通)

現地には、そこへの歩行時間を除いて30分ほどいましたが、雲は徐々に増えてくる一方。
南の空は全滅で、かろうじて北~東にかけての空が部分的に晴れている程度でした。

IMGC5433_35.jpg

この時が最も雲が少なかったです。
白鳥座のデネブと、その下に北アメリカ星雲。
これ以上は晴れそうになかったので、右手の岩場で鉱物探しをしてみたり・・・
おととしはこの崖の山頂部までくまなく探索したけど、石英はほとんどありません。
石灰岩と頁岩、凝灰岩が多いような。
たま~にクリーム色の方解石が見られるのだけど、もちろん自形結晶ではないし、なんのありがたみもなく・・・
それでも、身近な所に大きな岩場や崖があるのはなんか嬉しいです。
地下水が豊富なのか、あちこちに湿地帯があり、そのせいで蚊がとっても多かったです。
快晴であっても1時間以内に撤退していただろうな。



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飯豊鉱山下流集落跡地の星空 [星景写真(新発田市)]

1日、三川温泉スキー場での撮影後、加治川治水ダムに立ち寄ってみました。
天気は相変わらずバッチリで、天の川が頭上に煌々と輝いています。
しかしながら、やっぱりダムサイトは3本の明るい街灯が目障りなので、ダム下の広場へ移動。
以前にもここで撮った星景写真をアップしたことがありますが、新発田市管内で車で行けるところでは、おそらくここが最も漆黒の闇を体験できるでしょう。
タイトルにありますように、この広場にはかつて日曹金属飯豊鉱山の集落~上流集落と下流集落2箇所あるうちの後者の方~がありました。
飯豊鉱山の閉山が昭和42年なので、今から約60年前にこの広場に人が住んでいたことになります。
今回ここで撮影中、ふと視界の隅に古ぼけた電柱が入りました。
暗くてディテールがよくわからないので断定はできませんが、治水ダムへの送電線は別にあるので多分当時のものだと思うのです。
その電柱を入れて写したのが次の写真。

IMGL4866_4876P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (16mm)

正面の山は、赤谷鉱山最大の鉱区だった場割沢鉱区東端の小ピーク(474m)。
この小ピークから尾根伝いにさらに辿っていくと場割沢鉱区の最高峰(660m)に至るのですが、ちょうどその尾根の地中にたくさんの坑道が張り巡らされているのです。
場割沢の坑口はどれも閉鎖されているし、斜面が急な上、踏み跡の大半はとうに原始に帰しているため、今となっては坑道へ入るのは夢のまた夢となってしまいました。
そんな憧れの場割沢鉱区を真正面に見据える、なんとも贅沢な構図(かなりオタク的な視点ですが・・・)。
画面右側には新発田市街の光害が目立ちますが、それ以外の方角の星空は60年前とほとんど変わらぬ姿を見せてくれます。
ところで、飯豊鉱山及び赤谷鉱山の小写真を多数アップしているサイトがあるのですが(緑の谷・赤い谷)、改めてこのサイトでこの古い電柱が写っている写真がないかどうか探してみたら次の写真を見つけました。
当該ページ一番下の写真に注目。
これは平成に入ってから写された写真ですが、ぼくが今回写したものと同じ電柱が写っています。
ぼくが今回陣取った場所は、ここから4~5m左側なんです。
くだんのサイトで下から2番めの写真は同じ場所で撮ったものらしいので、それと現在の風景を比較すると感慨深いです。
単純に涙腺が崩壊します。
みんないい顔しているなあ。
精悍で、生命力が溢れている。
ほんと、この子達が森に住む精霊に見えてしまうのはぼくだけ?




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