SSブログ

待望の星空 [星景写真(新発田市)]

あまり確信はなかったけど、12日、取りあえずいつもの二王子山麓へ向かいました。
非常に風が強かったので赤道儀は設置せず、固定撮影で対処。
思ったより雲が少なく、これならOK。
EOS R改の本格星空デビューです。

G04A0232_239p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (19mm)

今回はすべてC-RAWで撮りました。
これで1枚あたりのファイルサイズが23.6MB。
RAWとどれだけ画質に違いが出るか試してはいないけど、これで十分かなあ。
このRFレンズ、やはり星像が安定しています。
周辺減光は大きいけど、DPPである程度補正が効くので(ここでは周辺光量50%で調整)許容範囲。
尚、正面に見えている山塊は五頭連峰です。

G04A0276_285p.jpg

こちらの焦点距離は21mm。
5~6年ぶりに夜の滝谷新田へ来てみました。
右の小ピークは要害山(292m)。
さすが改造機、わずか12秒の露出でも、カリフォルニア星雲が写ってくれるのが嬉しい。
やはり前回来た時の記憶より、内の倉ダム方面が明るくなっている・・・
さきほどの場所よりは風が弱いけど、まだまだ赤道儀を設置する気にはならないほどの風が吹いています。
稲穂がたわわに実り、風に吹かれてたなびく様に秋の訪れを予感させます。
この場所は今の時期、プレアデス星団を撮るのにもってこいの場所だと当時感想を抱きましたが、やはりプレアデス星団を観望するには最適です。

実はこの直前に内の倉ダム直下にある赤谷発電所へ立ち寄ったのですが(40年ぶり?くらいでした!)、予想はしていたものの外灯がやたらめったら多く、とてもカメラを出す気にはなれませんでした。

G04A0295_302p.jpg

最後に五十公野の桝潟へ立ち寄りました。
焦点距離は17mm。
左の外灯の影響をモロに受けている山を除けば、全体的にはそれほど明るさは感じることはなく、そこそこコントラストの高い星空を見ることができました。
白鳥が飛来する時期になると面白いのではないでしょうか。



nice!(0)  コメント(6) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 6

坂本

超お久しぶりですね。
EOS Rの使い心地は如何ですか?
R6が発売されましたが、R6やRPにしなかった理由などを教えて戴けませんか?
6Dのノイズレスに慣れると60Dは使わなくなり、R5/R6発売によって、R/RP価格が下がることを見越して、検討しております。
性能的にRPで十分ですが、バッテリ容量が天体撮影には不適かな?と想定しています。
by 坂本 (2020-09-13 22:47) 

carlossato

補足です。インスタではありますが、lucky_field_graphyさん(面識はないのですが新潟県人だと思います)がEOS R使いです。改造はしていないと思うのですが、どの写真も階調豊かです(腕がいいってのもありますが)。参考までに。
・・・それにしても未だにEF->RFのレンズアダプターが届きません。
多分1ヶ月どころか2ヶ月待ちじゃないかなあ?
サードパーティ製なら即買えるみたいだけど、アダプターはやはり純正にこだわりたいので・・・



by carlossato (2020-09-14 00:51) 

坂本

「補足です」が2件ありますが、その前に何かアドバイス戴いたような気がしますが・・・。

starnet++は、「星を抑える」ために使い、「星雲を強く炙る」使い方をすると、ノイズで破綻することが分かりました。
おおむね42%くらいで上位レイヤにおいて、クリッピングマスクでトーンカーブで強調2回というワンパターンで処理しています。
by 坂本 (2020-09-14 20:58) 

carlossato

あれ~、最初のコメントが消えちゃいましたね。実は2度めのコメント、つまり”補足です”で始まるコメントをいったん削除し、加筆修正したのです。その際、補足ですのコメントを削除したつもりなのですが、誤って最初のコメントを消してしまったのかな?
なので、改めてEOS Rについてのインプレを書きますね。
使い心地、まあまあです。ずっとキャノン使ってきていますから、すぐ慣れました。ただし、ファンクションバーはやはり使いにくいのでオフにしました。動画ボタンも誤って押すことがあったので、どうせ使わないしオフに設定しました。
RPのセンサーは6Dmk2とほぼ同じであり、ダークノイズが非常に多いです。また低ISO時のダイナミックレンジが狭いです。ソニーやニコン機と比べるとどうしても見劣りします。
キャノンの技術者がネットのインタビュー記事で、RはRPよりダイナミックレンジが広く、ダークノイズもずっと少ない。ファインダーも暗いところでそこそこ見えるなどのアドバンテージがある。それゆえ天体仕様機はRをベースに企画することになった、と発言しているのを目にしました。
海外のサイトでのテスト結果からも、Rのダイナミックレンジは大きく改善されており、ソニー機にほぼ並んだと分析。
実際使ってみて、ダークノイズやホットピクセルは劇的に減りました。そして、絶対的な高ISO時の画質~ISO6400以上~も確実に6DMK2より向上しました。
サイズ的にもちょうどいいですし、もうレフ機には戻れません。
R6は価格が高すぎますし(同じ30万出すなら、ぼくだったらRaを買います)、何かとオーバースペックです。
それにR6は納期が1~2ヶ月でしょ?ぼくは9月の新月期から使いたかったし、最初から頭にありませんでした。
Rがおっしゃる通り値段がこなれてきたので、今ならキャノン機だったらRが総合的にお勧めです。


by carlossato (2020-09-14 22:53) 

坂本

コメントありがとうございます。
RPは6DMK2と同じ系統のCMOS、Rは発売はRPより早いけど別系統のセンサー、ということですね。
RPの未開封品が11万で買えるのなら、と思ったもので。
by 坂本 (2020-09-15 22:13) 

carlossato

そういうことです。ISOごとのダイナミックレンジ比較は次のサイトでどうぞ。
https://www.photonstophotos.net/Charts/PDR.htm
by carlossato (2020-09-15 23:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。