会津さざえ堂

8日、なぜか会津若松市にあるさざえ堂が無性に見たくなり、飯盛山を観光してきました。
中学生の時に初めて訪れたのですが、言葉には形容できない不思議なインパクトを受けた記憶があります。
過去数十年、夢の中にも何度か出てきたさざえ堂。



建立は1796年。
二重螺旋の独創的な建築は他に類を見ず、国の重要文化財に指定されています。
記事を書くにあたって、改めてさざえ堂のことをネットで調べていたらすごいサイトを発見しました。
それがコチラ。
文章もよくまとまっていますが、何より写真が秀逸です。脱帽。



シャンボール城 (フランス) の二重螺旋階段など、二重螺旋の階段を持つ建物は世界にいくつかあるけど、こちらは階段ではなくスロープ。
おそらく二重螺旋のスロープを有する建物は世界でオンリーワンなのでは？
かなり昔のことだけど、風邪気味で体調が良くなかった時に中へ入ったことがあります。
歩き始めると嘘のようにそれまでの不調が消え去り、建物から出る頃には9割方カゼの症状が消えていたという体験も。
今回もやはり中へ入ると一気に体が軽くなり、何周もしたいと思ったりしました。
ところで、上の写真は最上階。
下の方に太鼓橋が写っているけど、ここを過ぎると反時計回りで下りのスロープが続きます。



最上階の天井。
千社札がびっしり。
ひっきりなしにお客さんが来るので無理ですが、太鼓橋の真ん中で瞑想すると、きっとフシギな体験ができそう。



本当に何周もしたいです。



帰りに立ち寄った戸ノ口堰洞窟。
全長150mあり、戸ノ口原の戦いで敗れた白虎隊士20名が通った洞窟として知られています。
当時も水量は今と変わらなかっただろうし、文字通り命がけの逃避行だったようです。



由緒を書いた案内板などはなかったけれど、とても心を惹かれた石像。
癒やされました。