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ヒメボタル 2022 (下越) ブログトップ
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秘密のパーティー会場で二次会を見学 [ヒメボタル 2022 (下越)]

7月9日、親子連れ3人(おばあちゃん、その娘、さらにその娘)を連れて、昨夜と同じ場所へヒメボタル見学に行ってきました。
前日同様光り始めは非常に早く、19時45分頃。
20時10分から活発に光り始め、20時40分くらいまでがピークだったでしょうか。
ところがその後は急に減ってきて、21時10分を過ぎたらほぼほぼいなくなったので、21時30分撤収。
トータルの数は前日より3割減といったところ。
この日は二次会参加者だけが飛び回っていたようです。

EOSR3908_4113p.jpg

EOS R + EF-S 60mm F2.8 Macro USM (1.6倍クロップ)
撮影開始20時10分、終了21時27分

途中月明かりが林内の下方を横断し、かなり焦りました。
半月以上の月明かりがある状態での撮影は、直射月光?が入ってくるエリアが読めないのでそこが難しいです。
地味な構図だけど、自分ではお気に入りの1枚です。


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今期最大の乱舞 [ヒメボタル 2022 (下越)]

7月8日、6日に初めて発見した秘密のパーティー会場へ再度潜入。
月は半月よりやや大きいけど、気にしない気にしない。

EOSR3643_3895p1.jpg

EOS R + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (26mm、1.6倍クロップ)
撮影開始20時16分、終了21時53分

最初の一匹を見つけたのは非常に早く、なんと19時44分でした。
しかし林内が結構明るかったので、一定の暗さに落ちるまで待ってから撮影開始。
20時台もコンスタントに飛んだけど、最も活発に乱舞したのは21時15~30分にかけてでした。
この林、面積はかなり小さめなのだけど、ヒメボタルの密集度が高い。
7月2日の記事の場所で今期最高の乱舞を見たのだけど、それをやや上回る乱舞を目撃。
22時近くになってもまだまだ飛んでいたけど、深夜までいられないため22時に撤収。

IMGR9481_9707p.jpg

EOS R + SIGMA 24mm F1.4 DG HSM (1.6倍クロップ)
撮影開始20時5分、終了21時23分

もう一台のカメラはAカメのやや左に設置。
こちらの林は半分くらいの数だったけど、何より計算外だったのは途中から林内に月光が入ってきたこと。
右側から入ってきて徐々に左側へ移動、そのためマダラ模様が激しい絵になってしまいました。
補正しようと2時間くらい格闘してみたけど、結局ギブアップ。
これは無理ゲーだ。
後半は月光エリアがなくなり再び暗闇に包まれたので、暗闇が再度訪れてからの光跡のみを重ねて仕上げたのが次の写真。

IMGR9641_9707p.jpg

前撮りした時は、どこへ月明かりが差し込むかわからないものです。
明るい月明かりがあるときの撮影は難しいです。


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年に一度の聖地巡礼 [ヒメボタル 2022 (下越)]

7日、ぼくの中では最も神聖視しているヒメボタルの生息地へ年に一度の巡礼。
シーズン終盤の恒例行事です。
この生息地へは文字通り藪こぎをしていかなければならず、そこへ至る小道は一切ありません。
下越では珍しく、広葉樹林が主体で、お化けのようなシダ類に当たり一面覆われています。
次の写真の中央には水が流れています。
ここが沢の現頭部。
右手にはこの森の御神体である大木が根を張っており、いつもは御神木の右側の斜面でカメラを構えるのだけど、雨が少しでも当たらないところを求めて歩いていたらここへ着きました。
ここまで来るのは今回初めて。
身が引き締まりました。

IMGR9158.jpg

EOS R + SIGMA 24mm F1.4 art HSM (共通)

いつもは35mm前後の画角を多用しているのですが、この森では24mmをチョイス。
しかしまるで広角感がありません。
シダ類が巨大なため、パースペクティブの感覚が狂わされるからでしょう。
この日は19時ぐらいから雨が降り出し、19時半には本降りになりました。
林内には19時20分に入ったのですが、林内でも普通に雨粒が落ちてくる状況で、今年のホタルシーズン初の、雨具を着用しての撮影。
一時的に土砂降りになったので、20時になっても雨がやまなかったら撤退するつもりだったのですが、19時50分に小降りになり、20時10分にはやみました。
身体は雨具着用にも関わらず結構濡れてしまいましたが、これは聖地なるがゆえの浄化だと考え、そのまま現地に居座りました。

IMGR9167_9350p.jpg

撮影開始20時11分、終了21時22分

20時になった辺りからあちこちで飛び始め、ピークは20時30分から21時にかけて。
数はそれほど多くなかったものの(おそらく2~3日後がピーク)、十分黄色い光のシャワーを時に月光と共に浴びることができ、心身ともリフレッシュ。
やはりここは聖地だ。
途中から快晴になり、半月の月光が入ってきたので絵的には輝度差がありすぎ、美しくありませんが。

IMGR9166haikei.jpg

月明かりが入ってきてから、ヒメボタルたちは月明かりに照らされない斜面で乱舞するようになりました。
それが上の斜面。
最初の場所は21時22分で切り上げ、こちらの真っ暗な斜面にカメラを向けました。

IMGR9351_9400p.jpg

撮影開始21時23分、終了21時52分

三脚は動かさず、雲台をくるりと90度回しただけ。
残念ながら前撮りの画像とはずれてしまったので、ホタルの光跡のみの絵となります。
約30分だけの撮影ですが、ホタルの光跡が写らなかったショットは1枚もありませんでした。
ホタルはまだまだ飛び交っていましたが、22時現地を後にしました。



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秘密のパーティー会場へ潜入 [ヒメボタル 2022 (下越)]

ぼくが見つけた下越のヒメボタルの生息地のほとんどは標高200m以下に位置します。
それらの場所は7月の頭で見頃を終えてしまうので、7月10日前後まで見れるポイント~標高300m以上~を探したいと思い、先日の下見で目を付けたポイントへ6日、行ってきました。
ところが、その場所は見事に空振り。
しかし、その近くで偶然見つけた農道(見つけた瞬間、なんか胸騒ぎがした)を辿っていくと姫たちの秘密のパーティー会場へ出たのでした。

EOSR3518_3608p.jpg

撮影開始20時39分、終了21時30分

このパーティー会場、林の中へ続く踏み跡がなく、林の入口から覗き見するしかありません。
標高は370mくらいでしょうか。
写真を見るとかなり奥の方でもパーティーが繰り広げられている様子。
地形的に月明かりが全く入らない場所。
月齢はホタルの出現に影響を与えないそうですが、月明かりがある時は確実に蛍たちは直射月光の当たらないエリアを飛び交います。
ひたすら神秘的だった、ある夜のパーティー会場でした。


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渓谷美とヒメボタル [ヒメボタル 2022 (下越)]

5日、前日と同じ場所へ行ってみました。
早めに現地入りし、久々に沢靴を履いて200mほど沢歩き。
う~ん、いい渓流です。
地質は花崗岩メイン。
もっと上流へ行きたくなります。もちろん水晶探しにです。

IMG_7957.jpg

今回は対岸のこの林を狙ってみました。
左側の林は昨夜乱舞に近い状態だったのですが、暗いので対岸の状況はよくわかりませんでした。
どうしても渓流を入れると対岸主体になってしまいます。
ホタルはあまりいないかもしれないけど、渓流を主役に構図決め。

EOSR3200_3511P.jpg

総露出時間約1時間半。
思ったより対岸の林を飛び交うヒメボタルは少なく、かなり長い間シャッターを開けていたにも関わらず少ししか写りませんでした。
そして、この日も左側の林は乱舞に近い状態が継続。
その他のポイントでは、全体的に昨夜と同じくらいの数が見られたでしょうか。
月がだいぶ明るくなってきたし、一気に減るかなと思ったのですが、まだその兆しはなかったです。
地形的に月明かりが入ってくるのは深夜になってからなので、それで21~22時の時間帯でも比較的暗い状況が続きました。


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廃林道の奥へ [ヒメボタル 2022 (下越)]

3日連続で同じ森へ。
4日は夕方から川沿いに伸びている古い林道を400mほど歩き、地形をつぶさに観察。
250mほど歩いたところで左手に開けた地形が出現、いい感じの杉林だったのでそこにカメラを設置しました。

EOSR2915_3197p.jpg

撮影開始20時16分、終了22時1分

光り始めは前日同様19時48分頃。
測ったようにピタッと同じ時刻でした。
ピークは21時15~30分にかけて。
かなり波がありましたが、写真を見ると広範囲に生息していることがわかります。
おそらくこの場所もおととい辺りがピークだったのでしょう。
撮影中何度もこの林道を歩いてみたのですが、林道の起点の橋のたもとから400m奥まで広くヒメボタルの姿を確認することができました。
驚くことに、意外と沢沿いの急斜面でもかなりチカチカしていたのですが、やはりこの日もゲンジはほとんど見られずじまい。
渓流を舞うヒメボタル、間近で見ると本当に幻想的でした。

IMGR9125_55p.jpg

もう1枚、この森を最初に訪れた日に乱舞していた水路にもう一台のカメラを設置しました。
ところがリモートスイッチをひとつ忘れてきたので、手動で20枚ほど写しただけです。
こちらは既にピークを終え、あまり飛びませんでした。



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水辺のヒメボタル [ヒメボタル 2022 (下越)]

EOSR2663_2908p1.jpg

撮影日:7月3日
EOSR + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

全く新しいヒメボタルの生息地を発見しました。
昨日も来たのだけど、昨夜は諸々の失敗が重なり、写真はボツに。
昨夜より3割ほど数が増えたでしょうか。
昨夜は21時過ぎにはほとんど飛ばなくなったけど、この日は21時半を過ぎてもほとんど衰える兆しはなかったです。
間違いなくこの日がピークなのでした。
ちなみに、奥の方に見えている建物は作業小屋とかではなく、一応神社です。
なんだかんだ言って、神社の周辺が最も多かったような。
姫たちも神社へ参拝する習慣があるようです。

IMGR8821_9121p1.jpg

EOS R + EF-S 60mm F2.8 Macro HSM (1.6倍クロップ)

ヒメボタルはかなり広範囲に生息しており、なんと渓流にも多数のヒメボタルたちが飛び交っていました。
普通はこのような場所に生息するのはゲンジなのですが、ゲンジは1時間の間に2~3匹見ただけ。
沢というよりはどちらかというと渓流と呼ぶ方がふさわしい、清冽な流れ。
日本に、新潟県内にまだこのような場所が残っていようとは・・・奇跡だ。



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5次元の森再び・・・ [ヒメボタル 2022 (下越)]

EOSR2118.jpg

1日、昨日と同じ森へ。
どちらかというと、この場所では今まで林道より谷側の林主体に写してきたのだけど、今日は山側の斜面にカメラを向けてみることにしました。
この斜面、この構図で昨年は写したのだけど(上の写真)、今回はさらに伐採道を登り、ここより左手奥の斜面にカメラを設置。

EOSR2121_2344P.jpg

EOS R + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (1.6倍クロップ・18mm)
撮影開始20時19分、終了21時40分

昨日の記事の3枚目の写真の奥の方になります。
やはりこの日も乱舞してくれました。
というか、この森全体で昨夜の2~3割増しといった感じ。
過去1、2を競う乱舞でした。
それはいいのだけど、この伐採道がヤマビル天国でして、谷側の斜面にはいないのに、自然の厳しさを思い知らされた次第。
ヤマビル対策グッズは常時車に積んであるので事なきを得たけど、冷や汗をかきました。
その伐採道のもっと奥の林でも乱舞していたので、この森のポテンシャルは計り知れないものがあります。
そこまで歩いていくのは勇気と根性が必要だけど。
それはそうと、昨日の写真は奥の方の軌跡が白飛びしてしまったので、露出を調整し直しての撮影。
それがうまくハマり、ヒメボタル写真としては自分史上最高の1枚となりました。

IMGR8368_88563P.jpg

EOS R + EF-S 60mm F2.8 MACRO USM (1.6倍クロップ)
撮影19時58分、終了21時13分

もう一台のカメラでは、今期初めて中望遠レンズを使用。
別な伐採道を正面から狙ってみました。
この日は光り始めは19時50分頃と、昨日と同じタイミングだったのですが、昨日より早くにピークがやってきました。
昨夜同様22時前には現地を離れたのだけど、その範囲で言えばもっとも活発に飛び回っていたのが20時20分~50分頃にかけてでした。
その後も勢いはそれほど衰えなかったけど、間違いなくこの日がピーク。
今期はこの森にはもう来ません。
また来年も元気な姿を見せてくれますように。
感謝!



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5次元の森 [ヒメボタル 2022 (下越)]

信じられない光景を見てしまいました。
今年はまだ乱舞を見ていない森へ30日、二度目の訪問。
ぼくの手持ちのポイントの中では最も広い面積を有し、過去最高の乱舞もこの森で見たのですが、それに準ずるヒメボタルたちの圧倒的な舞いを目撃しました。

EOSR1859_2114stP.jpg

撮影開始20時20分、終了21時54分

この森で最も確実にヒメボタルたちが現れるポイント。
天気が快晴とあっていつもより森の中が暗くなるのが遅く、それに比例してホタルが光り始めるのも遅かったようです。
おそらく前日かこの日に現れ始めたばかりと思われました。

IMGR8095_8190stP.jpg

撮影開始20時3分、終了20時39分

どこにでも彼女たちは分布しますが、まだ場所によっては波がありました。
もう一台のカメラを設置したポイントは、光り始めは非常に早かったです。
しかしその後、真の暗闇が訪れた20時20分以降は急に減ってしまい、それまで沈黙を保っていた別な林に賑わいがやってきました。
本能的にそっちで宴が深夜まで続くと直感、早々に場所移動。

IMGR8194_8366stP.jpg

撮影開始20時44分、終了21時49分

暗くなってからの撮影なので背景があまりわからないけど、そんなことはどうだっていいと思わせるほど圧巻の乱舞。
画像処理してみて気付いたのですが、左手奥の斜面でもパーティーが繰り広げられていることには現場では気付きませんでした。
この日は現地には22時までしかいなかったのですが、21時を回ってから、21時10分~40分あたりがピークだったように思います。
22時を過ぎても、まだまだ森のあちこちで夜会が繰り広げられていました。





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三度、乱舞の森へ [ヒメボタル 2022 (下越)]

29日、もう一度前日訪れた森を訪問。
さすがに今日はそろそろ減少に転じているだろうと予想、その予測を確かめるためと、3本目の林道の奥の開けた場所でもかなり飛んでいたので、そこへカメラを向けるためです。

IMGR7952_8090stP1.jpg

撮影開始20時15分、終了21時7分

比較的開けた地形だけあって林の中より明るさがありました。
そのためか光り始めは遅く、20時10分過ぎからでした。
この場所に限らず、この森全体では昨夜の半分くらいしか現れなかったです。
明らかにピークを過ぎ、終焉に向かっている様子。
こういう時は引けるのも早く、21時を回ると森には静けさが戻りました。
この場所ではもう少し先に伐採道が左右に伸びていました。
おそらく最近5年以内に間伐されたのだと思います。
そのため木と木の間隔が空いているのです。
伐採道の先にもいいポイントがあったけど、伐採道は泥まみれだったのでそこへ行くには長靴が必要。


EOSR1641_1855stP.jpg

撮影開始20時14分、終了21時32分

もう一箇所はここ。
林道の分岐点手前が前回前々回ともに最も多くのホタルが飛び交っていました。
新潟市に例えれば、さながら万代十字路といった感じでしょうか。
そこへカメラを向けてみました。
こちらも昨夜より感覚的には3割ほど減っているようでしたし、こちらの場所も21時15分を回った辺りからほとんど真っ暗なままになりました。
しかし、この場所では林道を横断するホタルが多いので、カメラの至近を横切ってくれます。
至福のひとときを過ごすことができました。


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