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夏至の日の奇跡 [ヒメボタル 2022 (下越)]

21日は夏至でした。
夏至は妖精世界への入り口。
妖精がぼくたちの世界に入り、ぼくたちが妖精の世界に入ります。
つまり、妖精や精霊たちとつながるまたとないチャンスなのです。
この日は他の次元や異世界へのポータルが開くので、いともたやすくそういった世界へ入ることができます。

21日、最初は14日の記事で取り上げた場所で、最も標高の低い神域へ行ってみたのですが、ヒメボタルの数はゼロでした。
新規の場所なのですが、おそらくまだ数日早いのかなと思います。
しかしながら、神域の入り口の田んぼがものすごいことになっており、そちらの写真を写しました。

EOSR0577_0612p.jpg

EOS R + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (1.6倍クロップ・共通)

撮影開始20時25分、終了20時37分。
どこもかしこもゲンジが乱舞しています。
県北は探せばこのような場所はいくらでもありそうです。

このあと、ヒメボタル発生のもうひとつのベンチマークにしている林へ立ち寄ったのですが、そちらでは2~3匹のヒメボタルを見ることができました。
何年か前に間伐の憂き目にあい、多くはいないものの毎年必ず姿を見せてくれます。
さらにもう一箇所、20日の記事の場所へ立ち寄ったのだけど、ここでは残念ながらこの日もヒメボタルの姿を見ること叶わず。
ここも前後の林が昨年夏から今年の春にかけて大規模な間伐が行われており、その影響もあるのかもしれないけど。
しかし、この竹林のもっと手前、人家側の林で2~3匹目撃しました。
その周辺の林道をあちこち歩き回ったら、思い切りまばらではあるけど、ヒメボタルがまったりと飛んでいるのを複数箇所で見ることができました。
ただし視界に入るのはせいぜい1~2匹。
カメラを構えている間にどこかへ飛んでいってしまったりで(ヒメボタルあるあるですね)、なかなか写真が撮れません。
そんな状況の中、1匹のヒメボタルを追っかけていったら小さな広場へ出ました。
20m四方の狭い広場で、暗闇の中よく目を凝らすと中央に廃墟と化した小さな小屋が立っています。
そんな草茫々の広場にはもう一匹のヒメボタルがいて、それから10分くらいの間、この2匹はこの広場内を飛び回っていたのでした。
この小屋が彼女たちのお屋敷?なのですね。
途中からもう一匹のヒメボタルが加わったけど、常時視界に入るのは1~2匹が基本。

EOSR0669_0702P.jpg

撮影開始22時35分、終了22時50分。
ちょっと離れたところからずっと眺めていたけど、何度もカメラのすぐ手前を周遊してくれたし、じっくりヒメボタルの生態を観察することができました。
異世界への扉は確かに開かれたようです。






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