日和山海岸を極める [鉱物(新潟市中央区)]
この辺は100m以上に渡ってこのような小さめな岩石が多く、とても1時間やそこらでは精査できません。
ただし、石の数が多い割には、カメラに収めたくなるような鉱物の見られる割合は低めです。
横幅70cmくらいの岩ですが、表面がカルサイト(多分)に覆われています。
この種の茶色の岩が最も多く見かけます。
このようにカルサイトが付いているものが多いものの、そのほとんどは風化しきっています。
これなんかはまだみずみずしさがあるので、夜ブラックライトで照らすと蛍光してくれるでしょう。
夏の夜のお楽しみにとっておきましょう。
次に多いのが沸石です。
これは灰十字沸石。やや風化しかかっているようです。
これは灰十字沸石。やや風化しかかっているようです。
こんな岩もありました。
工事で青い塗料をかけられたのか、それともこのような色の鉱物なのか。
念のためアップしておきます(多分前者だろうけど)。
工事で青い塗料をかけられたのか、それともこのような色の鉱物なのか。
念のためアップしておきます(多分前者だろうけど)。
最近1ヶ月、新潟市の海岸で見てきた岩の中で、もっともおどろおどろしい色をしていたのがコレ。
中央にメノウ質の脈が出ています。
近くに同じ岩の片割れでしょうか、幾つか同じ色彩の石が転がっていました。
質感と色彩の美しさでは、この岩がベスト・オブ・新潟海岸でしょうか。
横幅80cmくらいの大きな岩なのですが、表面の9割が石英に覆われています。
その石英が3種類くらいの色に色づいていて、ちょっとどぎついのです。
ここは色彩がピンクできれいですが。
同じような色彩の石英がサンドイッチされています。
厚さ3cmくらいあり、これもオンリーワンでした。
オンリーワンシリーズ最後はこの岩。
水晶の小さな結晶がびっしりと生えています。
オレンジ褐色のこの色は赤サビ。
塩酸やシュウ酸できれいに落とすことができますが、赤サビが落ちたらきれいでしょうね。
水晶の小さな結晶がびっしりと生えています。
オレンジ褐色のこの色は赤サビ。
塩酸やシュウ酸できれいに落とすことができますが、赤サビが落ちたらきれいでしょうね。
2019-04-06 23:12
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