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大理石の沢 [鉱物(新発田市)]

まだ東赤谷までしか車で入ることはできませんが、ゲート前に車を停め、そこから小沢を加治川本流へと下ってみました。

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実はここを下るのは約40年ぶり!
高校生の時、渓流釣りに来て初めて下ったのですが、それ以来です。
当時とは違って、途中で林道が完全に崩壊しており、木の枝につかまりながら慎重に下りました。

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途中から結晶質石灰岩、石材名でいうところの大理石の転石が多くなりました。

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これなんか、大理石4連発。
中央の石がそうですし、その後ろ、そのまた後ろと4つ連続で大理石が連続しているのです。
それ以外にも、あちこちに大理石が写っています。

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左側の大きな岩も大理石、中央の明るい黄土色の岩も大理石。
加治川に合流する手前30mの区間で、特に結晶質石灰岩が目立ちました。

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結晶質石灰岩こと大理石の転石が連続する渓流がどれほど学術的価値があるのか、ぼくは知りませんが、岩の質感が全然異なるし、スピ的な表現を借りれば波動がとてもいいので、この場所はとても貴重だと思います。

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加治川との合流地点から、下流部をパチリ。
あの橋は、滝谷森林公園前の橋です。
それにしても、左側の大きな岩が気になります。
岩石名はなんなのでしょうか?

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合流地点から5m下手に移動して、そこから上流部を撮っています。
右の流れ込みがこの名無しの小沢。
さて、この小沢、幹線道路から上流も100mくらい歩きましたが、結晶質石灰岩も石英質の岩も特にありませんでした。
この先、加治川治水ダムまで多くの小沢が合流しますが、この沢のように本流部に近い所の方が多様な鉱物が見られるのかもしれません。
遡行してみないとわかりませんが(もっとも、昔の渓流釣りの経験からすると、ここから治水ダムまでの区間で、ノーザイルで河原へ下りることのできる場所は4~5箇所くらいしかなかったと記憶しています)、ラクに下りられるところは一箇所もないので、ザイルくらいは持って行こうと思っています。

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