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琴沢出会いから鉄橋手前まで [鉱物(新発田市)]

ゴールデンウイークに入り、琴沢出会いまで車で行けるようになったので(それまでは滝谷森林公園入り口から300m先までしか入れなかった)、琴沢出会いから加治川治水ダム手前の橋(昔使われていた鉄橋が隣にある)までの区間を歩いてみました。

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発電所近くの道路際から対岸の絶壁を写してみました。
下の方に、かなり広い範囲に渡って岩が緑色になっている箇所があります。
あの緑の岩の正体は?
ピクセル等倍で見てみたけれど、しょせん焦点距離100mmでは詳細がわかりません。
もっとも、お宝的鉱物であったとしても採取は不可能ですが。

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道路沿いの露頭、つまり岩場の割れ目や裂け目をつぶさに調べながら歩いていきます。
しかしながら、ここぞという場所は全て掘られた形跡があり、ぼくのような新参者がおこぼれに預かるのは不可能に近いです。
で、目先を変えてトンネル背後の岩場にも目を向けてみたら、写真のような坑口を見つけました。
ただし、すぐ左手に沢が流れており、そこはまだ残雪が多く残っているので、地下で沢とつながっているのかもしれません。
つまり、自然地形なのか人口地形なのかが判然としません。
試しにカメラで中を写してみると・・・

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写真上の方は下り勾配となっており、かなり奥が深そうでした。
手前の斜面は茶色で、途中から灰色に変わっています。
どうも人口っぽい穴のような。

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発電所に通じる橋を渡ると、加治川右岸に注ぐ小沢がまるでズリ山のようなガレ場となっているのが目に入りました。
道路から簡単にトラバースして沢に降り立つことができたので、しばらくズリ山?を調べました。
この写真にも錆びた鉄パイプが1本写っていますが、もっとぶっといのも含め、何本も鉄パイプが散乱していたので、以前は何かの人工物が作られていたのかもしれません。

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純白の石英を間もなく発見。
しかしこれだけでした、水晶系は。
メタル系の岩石はぼくは詳しくないので、その手の石は結構あったのですが全てスルーしています。

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結局、琴沢出会いから鉄橋手前までの1kmほどの区間では、岩そのものに石英もしくは水晶の脈が現れていたのは2~3箇所だったでしょうか。
上の写真と、次の写真は全て同じ岩で写したもの。
とても大きな岩で、ところどころくぼみやクラックがありましたが、それは既にきれいになっていました。
つまり、くぼみに詰まっていたはずの粘土や小石は全てなくなっており、誰かがお掃除?したのだろうと。
この岩だったら、多分透明なポイント~3cmくらいの奴~はあったのではないでしょうか。

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こんな岩もありました。
黒いつぶつぶは何かの鉱物らしいです。
触ると硬くて強く岩に張り付いています。
何かな?

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ところで、鉄橋手前の橋のたもとから加治川左岸にかろうじて残っている旧道の状態も簡単にチェックしてみました。
過去4~5回旧道を歩いたことがあり、直近では10年ほど前に来ました。
踏み跡はまだ消えていませんが、沢の上部は残雪が多いので、赤谷鉱山の核心部である篭久保沢へ行こうと思ったら、5月中旬以降にするのが無難なような気がしました。

※旧赤谷鉱山のことをネットでいろいろ調べていたら、次のサイトを見つけました。
在りし日の赤谷鉱山や、東赤谷の風景や生活について、事細かに紹介されています。
貴重な写真もふんだんに盛り込まれており、大変勉強になりました。
一応、ぼくも赤谷線に乗車した記憶をかろうじて保持しているのです・・・
「緑の谷・赤い谷」

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