鉱物の洗浄実験 [鉱物・パワーストーン全般]
天然で採れる水晶などの鉱物は、採取当初は赤サビにまみれている場合が多いです。
錆落としや汚れ落としで最も強力な効果を発揮するのは塩酸や蓚酸ですが、どちらも劇薬なのでそこまでは使いたくないというのが本音。
で、トイレ用洗浄液のサンポール(塩酸が9.5%含まれている)の原液に3日間浸すという手法を取り入れている人が多いことがわかり、自分でもやってみました。
最近3週間いろいろな鉱物で実験してみた結果、黄褐色や茶褐色の錆の強い水晶だと3割程度しかサビが落ちないことがわかりました。
でも、自分的にはこのくらいがちょうどいいです。
カメラの世界でも最近の機種は、ホワイトバランスが雰囲気を残すパターンと、白優先のパターンとと2種類用意されていますが、自分では前者が好み。
なので、ある程度汚れや色のシミが残っても、それは石の個性ということで受け入れるようにしています。
錆落としや汚れ落としで最も強力な効果を発揮するのは塩酸や蓚酸ですが、どちらも劇薬なのでそこまでは使いたくないというのが本音。
で、トイレ用洗浄液のサンポール(塩酸が9.5%含まれている)の原液に3日間浸すという手法を取り入れている人が多いことがわかり、自分でもやってみました。
最近3週間いろいろな鉱物で実験してみた結果、黄褐色や茶褐色の錆の強い水晶だと3割程度しかサビが落ちないことがわかりました。
でも、自分的にはこのくらいがちょうどいいです。
カメラの世界でも最近の機種は、ホワイトバランスが雰囲気を残すパターンと、白優先のパターンとと2種類用意されていますが、自分では前者が好み。
なので、ある程度汚れや色のシミが残っても、それは石の個性ということで受け入れるようにしています。
これは、先日小さな滝の落ち込みで拾った、水色のオパールが入っている小石。
もともと鉄錆はあまり見られなかった石なので、タワシでごしごし洗っただけで充分きれいに思えたのですが、試験的にサンポールの原液に2日間浸してみました。
これは相性が良かったのか、予想以上にキレイになりました。
でも、成功パターンだけではありません。
この石も、同じ河原で拾った石。
現物は15cmとかなりサイズ感があり、両サイドに石英脈が出ています。
ところがよく見ると、先端部分の結晶がちょっと異なる鉱物に見えたので、念のため蛍光実験を行ってみました。
両サイドの石英部分は蛍光しなかったのですが、この先端部分はピンク色に蛍光しました。
とてもきれいです。方解石なのかな?
このまま保管すればいいものを、実験とばかりに例の原液に浸してみたのです。
な、なんと、先端部分の結晶が溶けてしまい、空洞ができました。
石の表面を覆っていた黒い鉱物が激しく塩酸に反応し、1日でこの姿に。
あの物質は何だったのか?
ところで、空洞の中を覗いてみると、針状の鉱物が見られます。
針状の鉱物で県内で見られるものといえば、ソーダ沸石ぐらいしか思い浮かびませんが、この鉱物の正体も気になります。
多分、例の先端部分と同じ鉱物だと思います。
ところが、こちらの石は蛍光現象が見られませんでした。
しかし、サンポールに対する過敏な反応は同じでした・・・
哀れ、骨と皮だけに。
合掌。
2019-05-09 23:16
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0