日和山海岸の蛍光鉱物 (2) [鉱物(新潟市中央区)]
昨日の続きです。
365nmの紫外線ライトで蛍光する鉱物の写真を撮ってきました。
場所は日和山海岸第四突堤の近くです。
この場所で初めて沸石(方沸石?)らしき結晶を見つけました。
なんと、水色に蛍光しました。
岩の表面が汚れているので、白い蛍光部分もライトで照らす前は、ここが蛍光するに違いないと予想できませんでした。
365nmの紫外線ライトで蛍光する鉱物の写真を撮ってきました。
場所は日和山海岸第四突堤の近くです。
この場所で初めて沸石(方沸石?)らしき結晶を見つけました。
なんと、水色に蛍光しました。
岩の表面が汚れているので、白い蛍光部分もライトで照らす前は、ここが蛍光するに違いないと予想できませんでした。
この一帯には上の写真のような、いかにもスカルン鉱物といった風情の岩がゴロゴロしていました。
やはり白っぽく蛍光しました。
蛍光部分の正体は何でしょうか?
昨日の記事に五色岩(仮称)の写真を載せましたが、お持ち帰り可能な小さなサイズの珪石を探していたらこんな石を見つけました。
一見石灰岩っぽいんですけど、よく見ると途中から成分が変わっているようで、2つの層に分かれています。
横幅25cmくらい。この半分の大きさだったら拾っていこうという気になれるのですが、重い・・・
おお、これはすごい!
現場で足が震えました。
20日の午後、新潟県立図書館で鉱物についての図鑑を読み漁っていたのですが、似たような質感の白っぽい鉱物を列挙すると、菱苦土鉱、アルチニー石、ウレックス石・・・まあ色々出てくるのですが、どの図鑑にも蛍光現象についてはごく一部の有名鉱物を除いては記載がなく、決め手に欠きます。
外観は真っ白なのに、ブラックライトを照射してみると二色に分かれるというところが斬新というか、フシギです。
*黄色い部分が珪灰石で、赤い部分がマンガンカルサイトかなと。
珪灰石とソーダ珪灰石は、長波で黄濁もしくは黄色に蛍光すると文献にありました。表面の質感も似ているし、多分・・・
(9月23日追記)
コメント 0