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花立の海蝕洞 [大自然(下越)]

間瀬漁港の南に越後七浦観音が立つ浜がありますが、そこが花立。
サーフィンの聖地としても知られ、実際ぼくも何回もサーフィンの写真を撮りに行ったことが過去ありました。
そこから途中白岩を経て崖松まで遊歩道が付いており、車道からは離れているため、昔ながらの青砂青松の風景を堪能することができます。

IMG_7555.jpg

駐車場からは死角になっていて見えないのですが、岬の先端上部に写真のような海蝕洞があるのです。
穴の横幅は5mくらいはあるでしょうか。
昨年この洞窟の存在に気づき、一度は中へ入ってみたいと思っていました。

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結構傾斜があるので、くるぶしが隠れるくらいの深さの登山靴か軽登山靴は履いていったほうがいいでしょう。
それにしても直下の磯や、斜面の草付きはいろんなゴミが目立ちます。
草付きを登攀中2~3回ペットボトルを踏み、足元がぐにゃっとなったので、一歩一歩踏みしめて慎重に登る必要があります。
洞窟は奥行き3mくらいあったでしょうか。
この岩場、上へ行けば行くほど風化が進んでいるようで、玉髄や方解石、沸石などの結晶はありませんでした。
下の磯では小さな玉髄などがたまに見られるのですが。

IMG_7549.jpg

洞窟の左側です。
何やら祠のようなものが見えているので、接近してみます。

IMG_7552.jpg

やはり昔はこの洞窟、神聖なものだったのでしょう。
実際荒んでいる雰囲気は全く無く、先日訪れたアマノカグヤマノミコトが一時滞在していたと言われる洞窟のように、清澄な空気感が漂っていました。

IMG_7546.jpg

右端の方に穴が続いています。
天井は低く、這いつくばらないと奥へは行けません。

IMG_7548.jpg

這いつくばって奥の方を写してみましたが、暗いのでAFが利きません。
ぼくのヘッドライトは拡散光なので奥へは光が届かないし、カメラ内臓のストロボを使ってはみたものの、これが限界。
奥行き3~4mくらいありそう。
狸掘りの跡である可能性無きにしもあらずですが、自然地形でしょうね・・・







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