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荒倉山の大岩壁 [鉱物 (阿賀町)]

4月27日の下見に引き続き、2度目となる阿賀町の荒倉山(454m)へ。
といってもこの大岩壁を登るわけではなく、今回持ってきた双眼鏡でじっくり岩壁を観察しようという算段。

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もっと岩壁直下まで行ってみたいところだけど、その間道路脇の広場から100mぐらいでしょうか、とにかく壮絶なヤブとなっており、行く気になれません。
右側の上の方に大きな穴が2つ見えます。

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この下にも小さめの穴がありましたが、野鳥にとっては理想的な巣です。
鉱物も何かあるかもしれませんが、ロッククライミングのエキスパートでないと近づくのは無理。

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10倍の双眼鏡で見ていたら、岩壁の中央部に銀色に光る何かを見つけました。
場所を変えて眺めてみても、やはり銀色にキラキラ輝いている。
なんだろうなと思って写真を撮り、ピクセル等倍で切り出してみました。
でも、やっぱり正体不明。
メタル系の鉱物だったら嬉しいのですが(と言っても、採りには行けないけど)。
このあと、林道黒岩大牧線をそのまま北上、荒倉山山頂の北東にそびえている三川温泉スキー場の最高峰(460m)方面へ。
地形図を見るとわかりますが、ピークの南東に岩壁があり、その直下までだったら林道の北端からなんとか行けそうなのです。

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林道北端には都合よく車2台くらい駐車できる路肩があり、そこに車を停めて藪こぎ開始。
予想通り苦戦したけど、まあ蔓性の植物とイバラがないだけマシです。
15分くらいで岩場の付け根に到達。

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よく見ると、岩壁のあちこちに天然の穴が見られます。
壁の上の方の洞窟には行けないので、一番下の穴に行ってみました。

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奥行き1.5mといったところ。
ライトで照らしていろいろ観察したけど、お目当ての鉱物(玉髄や方解石等)はありません。
林道沿いの岩場も同じような岩ばかりで、ここへ来る途中も何度か車を停めて観察したけど、脈は皆無でした。
岩場の付け根の斜面には50cm前後の岩が無数に散らばっているのですが、そちらにも脈はなし。
といっても、ほとんどの岩石は表面が苔で覆われており、素地が全くといっていいほど観察できないのですが。
まさにここは原生林。

IMG_9696.jpg

フリクションの効く岩だったので、気がつくと結構上まで登ってしまいました。
さて、どうやって降りませう・・・

IMG_9710.jpg

全長10kmに及ぶ林道黒岩大牧線は、途中阿賀野川や本尊岩を一望することができるため、なにげに風景写真を撮るのにも絶好の場所。
ぼくの知人も何回も夜中や早朝に来て、星空や川霧の写真を撮ったりしています。









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