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間瀬銅山五号坑発見 [鉱物 (弥彦山周辺・間瀬銅山)]

今日、約1ヶ月ぶりに間瀬銅山へ行ってきました。
前回、初めて間瀬銅山で最も本格的な坑道だと思われる坑内へ入り、先駆者が青の洞窟と名付けた、壁のところどころがブルーに染まっている神秘的な光景に感動、夢中でシャッターを押しました。
その後、割と最近になって赤谷鉱山で伝説の青いあられ石を発見。
あられ石の産状を知るに至り、それならば間瀬銅山のあの坑道でも胆礬や緑青でない、白や水色のあられ石も存在するのではないかと。
結果、あられ石はやはり間瀬銅山にもありました!

その前に、いつも沢登りはせず、沢沿いの巻道を利用するのですが、今回はちょうど中間地点で道を間違えかけたのです。
巻道は前半は沢の右岸、後半は左岸に付けられています。
右岸から左岸にチェンジするところで、巻道の入り口を見逃してしまい、ちょっとした急斜面を登りました。
すぐ道を間違えたことに気づき引き返そうとした時、坑口らしき穴を発見。
近づいてみると、ものすごく冷たい風が穴から吹き出してきたので、これが坑口であると確信しました。

IMG_1350.JPG

穴の高さは25cmぐらいしかありません。
冷風が吹き出してこなかったら、この小さな穴は自然の造形だと思ったことでしょう。
ザックから懐中電灯を取り出し、穴の中を照らしてみると・・・

IMG_1352.JPG

斜坑のようで、一直線に下へ下へと伸びていたのです。
穴が非常に狭いのでカメラの先っぽを入れるのが精一杯。
ストロボをポップアップできないで、懐中電灯の光で写しました。
もっとレンズを下へ向けるべきでした。ダサ。
ともあれ、これは本格的な坑道に間違いありません。
位置的に、これこそが郷土史の絵図にあった五号坑だと思いました。
(全体の位置関係は5月24日の記事参照。)
となると、あの本格的な坑道~ここからひと登りした沢沿いにある~は、自然に八号坑となることでしょう。
やっとこれで胸のつかえが下りた気分。
六号坑や七号坑はどうしたの?という疑問が湧きますが、これもぼくの推測になりますけど、どちらも途中の沢沿いにある坑口であり、規模は小さいのだと思います。
それで絵図からは省略されているのかなと。

IMG_1353.JPG

例えば、七号坑は上の写真で右上に見えている穴ではないかと。
この坑口は八号坑の手前70~80mのところにあります。
内部はすぐ閉塞していますが。

※4月4日追記:
ぼくが今まで八号坑と思いこんでいた坑口が万才坑である可能性が高いです。
詳しくは2022年4月4日の記事参照。



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