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折居川水系大石沢&スグ沢遡行 [鉱物(阿賀野市)]

18日、折居川の支流・赤倉沢水系の残る枝沢を歩いてきました。

oriigawamap.jpg

今回遡行したのは大石沢とスグ沢。
結論から言うと、どちらの沢も全くと言っていいほど石英脈は見られませんでした。
南俣沢の河原は中流から上流にかけて、あれほど半透明の石英が転がっていたのに、これらの沢は50分の1にも満たないレベル。
狐につままれたような気持ちになりました。


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大石沢核心部。
どちらの沢も渓相はよく似ており、こんな感じ。
ちょっと上流へ行くと岩石が少なくなり、ほとんど沢は砂に埋れているという風情になってきたので、早めに見切りをつけてUターン。

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それでも数は少ないながら、大きい石英や珪岩はありました。
この石英は動かそうと思っても動かったので、かなりの大物。
水面に出ている部分だけで20cm以上はあります。

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こちらがスグ沢。
こちらも砂の堆積が厚い。
初めて赤倉沢を遡行した際(10月5日の記事参照)、最後に立ち寄ったのがここスグ沢。
いくらも歩かないうちに石英脈が途絶えたのですぐ引き返したのですが、それでも出会い付近の河原でスモーキークオーツのポイントヘッドを拾ったので気になっていました。
しかし、やはり石英脈はほとんど見られず、大石沢同様たま~に大きめの石英が見られるのみ。
河原の転石には小さいものでさえ、石英の小石はありません。
あったとしても透明感のないものばかり。

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岩場の一部に石英が露出していました。
幅30cmはありそうです。

IMG_2970.jpg

遡行していて途中で気付いたのですが、地図記載の破線の登山道が右岸に一部残っていました。
灌木やヤブに覆われていますが、かろうじて道の痕跡は部分的に残っていました。
この沢も上流の方へ差し掛かると砂で埋め尽くされた感じに変化し、沢は死んでいました。
帰りに赤倉沢の、まだ遡行していない下流部を150mほど探索してみましたが、なぜかこちらも石英脈は見られず。
同じ沢でも、100mずれただけで極端に石英が増減するのですね。
勉強になりました。


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