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残雪残る岩場へ [鉱物 (阿賀町)]

30日、まだまだ残雪豊富な阿賀町の某山麓へ行ってみました。

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昨年発見した場所なのだけど、明らかに昨年より残雪が多い。
なので、この山麓の最も標高の低い地点しか探索できなかったけど、新たな発見がありました。

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岩と岩が折り重なるように奇観を形成しているのですが、表面採取は残雪のため無理だったので、プチ洞窟をライトで照らしての探索に切り替えました。
すると、穴の奥に紫水晶っぽいギザギザが見えます。
しかし穴の直径は狭く、地面に腹ばいになって片腕を目一杯伸ばして探るのですが、見ながらは無理なので文字通り手探りです。
手前の小さい石をのけてやっとくだんの石に指先がかかりました。
ぐらぐら動くので、母岩から切り離されているようです。
なんとかなるかも・・・

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横幅18~20cm。
ずっしりと重い石が目の前に。感激の一瞬。
表面積の1/4くらいが結晶に覆われています。
そして、その結晶は淡いやや赤みを帯びた紫に染まっています。

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この近くで、過去見た中で最も立派なモコモコ君に出会いました。
どういう機序によるものなのか、五頭山麓の幾つかのポイントでも言えることなのですが、犬歯状のギザギザの結晶より出現割合は低いものの、このような通称モコモコ君が見られます。
右側にもさらに結晶は連続しており、それらを含めると横幅40cm弱あります。
結晶の厚みもかなりあり、その場に釘付けになって見とれてしまいました。
その後、現場写真は撮りませんでしたが、やはりプチ洞窟の中で10cmほどのモコモコ君の付いた石をゲット。
これも結晶の厚みがあり、個人的には貴重なコレクションとなりそうです。

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それ以外にもいろいろな発見があったのですが、この場所は何しろ花粉が絶賛拡散中!
1時間もすると花粉症の症状が耐え難いものになってきました。
なので、1時間20分でリタイア。
先日行った弥彦山の日本海側の山麓では、全く花粉症の症状が出なかったのと対象的。
弥彦山は平野側では杉の植林が目立ちますが、日本海側では杉の割合が少ないのでそのせいでしょうか。
花粉が落ち着くまで、雪解けがもう少し進行するまで、弥彦山での探索を続けることにしよう。




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