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初石探し [鉱物 (弥彦山周辺)]

天気がいいし、気温も高く、今日(13日)は探索日和。
早速越後七浦シーサイドライン沿いの岩場へ行ってきたけど、運良く素晴らしい結晶を見つけることができました。
ここ3~4年の探索で気付いたのだけれど、角田山~弥彦山の日本海側に接する海岸はその年によって露出している岩場の水線が若干上下します。
おととしから昨年にかけては砂の量が多く、完全に砂の下になって見えなくなってしまったゴロタ石地帯もあったのだけど、昨年12月にいつの間にか完全復活しているのを確認。

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この海岸で見られる典型的な方解石の結晶。
色はこのような飴色が8割を占めます。

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透明部分の結晶は水晶。
あとは方解石。

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ピンクの部分だけでなく、その裏側全体がどうやら方解石の塊らしい石。

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このような方解石脈の入り方がここでは一般的。

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幅40~50cmくらいあるけど、下半分は砂に埋まっているため、全容はわかりません。
巨大な方解石。

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どちらも母岩が付いていない、方解石単独の石ころ。
右側のそれで25cmほどあります。

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帰り際に見つけたお宝的結晶。
ハンマーで割ったわけではなく、このままの形で浜に転がっていました。
特筆すべきは長辺1.4~1.6cmの、大きな黄鉄鉱の自形結晶が付いていること。
しかも、白い部分は上半分が方解石で下半分が水晶という、これまたレアなパターン。
方解石も水晶もそれほど汚れておらず、ルーペでみると結晶の形がよくわかります。
この辺の海岸で見つかる黄褐色~茶色の結晶はほとんどが黄銅鉱なのだけど、今回初めてマトモな黄鉄鉱の結晶を見ました。
中に埋もれている部分をきれいに取り出せば、もしかしたら長辺2cmの結晶が取り出せるかも。
ここへ来る前に立ち寄った別な海岸で、二人の知人に遭遇するし(みんな考えることは同じですね)、とても楽しい一日でした。


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