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大好きな棚田と天の川 [星景写真(下越)]

24日、最初に碁石海岸へ行きました。
グリーンフラッシュ狙いです。

IMG_1782p.jpg

トリミングあり。
残念ながら低空に薄雲が停滞しており、期待薄。
それでも空気の透明度は非常によかったので、そのまま撮影続行。
太陽の上端が水平線に没する直前に太陽が二つに割れ、そのときわずかに黄緑の光が揺らめきました。
薄雲がなかったら、もっと明確な、絵に描いたようなグリーンフラッシュが撮れたかもしれません。
でも、久々の日没鑑賞、とても癒やされました。

IMGC6586_92p.jpg

EOS R改 + SIGMA 24mm F1.4 art HSM (共通)

次に天蓋高原へ移動。
今年初の星景写真に挑みます。
この時期、天蓋高原からω星団が見えるはず。
天蓋高原には先客が一人。
関東から来たとのことで、今日は系外銀河を撮るのだそう。
そこで、これも超久々に双眼鏡でω星団を鑑賞。
その直後に近くの棚田へ移動して、改めてω星団を入れた構図で写しました。
右側低空に輝く白っぽい星がそれ。
これからどんどん村上市街に近づくので、5月一杯が撮影好期でしょうか。
全て固定撮影。
10~12枚をスタックしております。
現地では1年ぶりに知人に会い(やっぱりいたか♪)、しばらく楽しい談笑をば。

IMGC6602_13p1.jpg

そのうち天の川が山の稜線を這うように上ってきました。
昔と違って、なんでやねんというような場所に光害が見られたりして、例えば上の写真、中央やや右の低空ですが、この延長線上には朝日連峰しかないはずなのですが・・・、少々がっかりしたのも事実。

IMGC6640_48bP.jpg

とてもいい空だったけど、前述したようにあちこちに光害由来の被りが見られ、画像処理は四苦八苦。
あまりいじくるとぼくの技術ではかえっておかしくなるので、ほどほどのところで手打ちに。
K.Tさん、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。



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持倉鉱山事務所跡の星空 (2) [星景写真(下越)]

白鳥座方向を入れようとすると精錬所の一部しか入りません。
構図にバリエーションが得られるのは、スバルを中心とした天の川を入れる構図です。
しかし、こちらとてすぐ背後を流れている川が障害となり、思うような構図にはできません。
それでも工夫しながらどんどん撮り進めていったのですが、昨日アップした2枚めの構図が最もしっくりきますね。

IMGL6092_6102p2.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mm・共通)

この建物はいわゆるカラミ煉瓦(銅などの精製過程で生じる廃棄物から作った煉瓦)から出来ているのですが、暗闇で鈍い、黒光りした光沢を放つそれはまさに神殿。
こちらはライトを当てずに撮りました。
この頃になると月が山並みの影に隠れていったので、暗さはかなり増していきました。
それに合わせてISOを上げるなり対処すればよかったのですが、それまでと同じ設定で写したらやや露出アンダーに。
画像処理でも、これ以上暗部を持ち上げられません。
無理せずライトを照射すればよかったと、悔いの残る一枚。

IMGL6106_18p.jpg

北の天の川がよく出ていると思います。
もう少し左に寄りたいんですけど、それができないのです。
これで精一杯。
ライトの照射あり。

IMGL6125_37p2.jpg

一番最後に写した画像。
この頃、急に川霧が流れてきたので、直後に撮影を切り上げました。
霧を活かす画像処理は出来ませんでした。
ライトを照射しても拡散されてしまうし、二値マスクもうまく切れない。
気温は2~3℃くらいでしたが、それなりに厚着をしていったので寒さは全く感じなかったです。
むしろ暑いくらい。
次回は射手座の天の川を入れた構図で撮ってみたいです。
天の川が、どこにどういう角度で昇ってくるかわからないので、出たとこ勝負ですけど。



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持倉鉱山事務所跡の星空 (1) [星景写真(下越)]

撮影日:12月9日
月齢もちょうど良し。
最近1年ぶりに林道工事が終わり、持倉鉱山へアプローチ可能になった持倉鉱山事務所跡へ行ってみました。

IMGL6152.jpg

行ってみてビックリ。
林道終点からの旧鉱山道も、歩きやすいようにところどころ整備されていました。
極めつけはこのアルミの梯子の設置。
ここは一番の難所だったのですが、これは助かります。
関係者の皆様に大感謝。

IMGL6000_6028p2.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mmにて~以下共通)

まずは沈みゆく白鳥座を入れての一枚。
川の対岸にそびゆるは精錬所跡の廃墟。
草がかなり生い茂っているため雑然とした印象を受けますが、実際は規模が思いの外大きく、昼間行くと感動します。
左側の空に三日月が出ているのでどうかなと思ったのですが、なんとか天の川の雰囲気は写せました。

IMGL6066_78p4.jpg

そして東の空。
スバルがいい感じで輝いています。
その左下にぎょしゃ座。
すぐ背後を川が流れているので、足場は限られています。
ぎりぎり土手の端まで寄って三脚を立てたけど、建物が入り切らない。
14mmだとちょうどいいかもしれません。

IMGL6066_78p55.jpg

こちらは月明かりだけで仕上げたバージョン。
昔は川は左側を流れていたとのこと。
下流側に大きな砂防ダムが作られたこと、及び度重なる洪水により、流路が変わってしまったのです。
と同時に河床も2mほど上がり、大雨が降ると少しづつ土手が崩れていくようになりました。
この建物の右端も、一番土手に近いところで1.5m程しか距離がありません。
浸食がこれ以上進行しないことを祈るばかりです。

IMG_4445.jpg

到着直後は川霧がかなり濃かったのですが、徐々に取れてきました。
でも完全にはなくならず、断続的に霧が流れてきていました。






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満月の夜の田園風景 [星景写真(下越)]

月の出を見たあと、広大な田園地帯が広がるお気に入りの場所(村上市の山間部)へ移動。
かれこれここへ通い始めて10年以上になるけど、地形が単純なようで実は結構入り組んでいます。
従って、まだ行ったことのない農道も多い。
このような明るい月夜は、そんな山間部の田園地帯を探索するにはもってこい。

IMGL5786_91P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (18mm)

薄明終了直後から撮影スタート。
まずは南の天の川から。
半月ぐらいの時は何度か天の川を撮ったことがあるけど、意外と満月の時はありません。
空自体の透明度はとても良かったので、ちょっとは天の川の輪郭が見えるかなと。
肉眼でもかすかに輪郭はわかりました。
稲穂たちも月光浴を楽しんでいるよう。
ある種のヨロコビのさざ波が、田園地帯を支配しておりました。

IMGL5816_22P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (15mm)

こちらは北の天の川。同じ場所から。
右手の特徴的な山は天蓋山です。
上の方に白鳥座も半分写っているのだけど、何をどうやっても散光星雲をあぶり出すのは無理でした、それなりに枚数は撮ったのですが(かすかに視認はできますけど・・・)。
射手座付近の散光星雲はなんとかあぶり出せましたが、月もこの頃は上の方に上ってきていたし、天の川の存在がかすかにわかる程度が限界。
まあ、そんなことはどうでもいいと思える満月の夜。
本当に気持ちが良かったです!

IMGL5835_40P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (20mm)

そして、新しく見つけた小屋をバックに、再び南の天の川。
満月でも天の川の輪郭ははっきり写せることがわかったので、今後も満月星景を撮りにどこかへ出没したいと思います。

IMGL5842_48P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (20mm)

この小屋の裏手に"はさがけ"がしてありました。
稲刈り後の籾(もみ)はおおむね20~30%の水分を含んでいますが、それを15%程度になるまで自然乾燥させます。
ぼくの大好きな、里山の原風景・・・
逆光なので真っ暗に写ったのだけど、画像処理でライティングを当て、明るくしました。
その向こうには天の川。
直下の光害は村上市のそれです。




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大地と星のコラボ [星景写真(下越)]

IMGL5337.jpg

EOS R +RF15-35mm F2.8L IS USM (共通)
場所:阿賀町某所

今年の春に見つけた場所。
夜に来るのは初めてです。
そろそろいい角度で天の川が早い時間に立ち上がるはずなので狙っていたのですが、最近全く晴れません。
これから新月期に向かうので焦らなくてもワンチャンスあるかなとは思ってみたものの、待ちきれず8月31日、来てみました。
でも、やっぱり薄雲に覆われている・・・
地形はダイナミックでいい感じなのに。

IMGL5345_5350p.jpg

しかし、薄明終了が近づくと、まず北の天の川が見えてきました。
ピントがイマイチ合っていませんが、まずは1枚。

IMGL5356_5359p1.jpg

そうこうしているうちに、南の天の川が一瞬姿を見せてくれました。
10秒露光で8枚撮ったけど、あっという間に再び雲に覆われてしまい、4枚だけコンポして仕上げました。
EOS RでRFレンズを使うと、かなりの確率でピントを合わせたはずなのに、微妙にずれることがあります。
どうしてかなと思ってネットで調べてみたら、同じ現象に悩まされている人がいました。
どうも、レンズの機構上、スリープ状態から復帰するときにずれることがあるとのこと。
アダプターを介してEFレンズ(他社のEFマウントのレンズを含む)を使うとこういうことは起きないので、RFレンズだけに現れる現象のようです。
構図を変える度にピント合わせをすれば防げますが、面倒くさい。
なんだかなあ。


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夜のわかぶな高原スキー場再び [星景写真(下越)]

8月6日、毎年ペルセウス座流星群を見に行っている星好きファミリーと、わかぶな高原スキー場の駐車場へスターウオッチングに行ってきました。
お盆までずっと晴れ間がなさそうなので、絶好の星見日和となったこの日を選んだのです。
いつもは23時前に撤収するのだけど、この日は日付が変わった1時過ぎまで現地にいました。
23時を回ってからは透明度も格段に上がり、2~3年に1度あるかないかの素晴らしい星空を満喫。
流れ星もたくさん見ました。
大きな火球こそ流れなかったものの、小さな流れ星は23時以降かなり頻繁に流れてくれ、興奮のしっぱなし。
それはいいんだけど、現地に忘れ物を一つしてきたことに気付いたので、翌7日、日が暮れてからもう一度同じ場所へ向かったのです。
6日はカメラは持っていかず、眼視に専念したので、7日はもちろんカメラ持参。
昼間、それこそ鬼のような透明度だったのでひそかに夜の星の見え具合も期待したのですが、結果はいかに・・・

IMGC5106_12P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS HSM (35mm)
撮影時刻:19時55分

この日の関川村の薄明終了時刻は20時27分です。
それまで晴れ間が持つかどうか微妙だったので、そこそこ暗くなった段階から撮影開始。
以降の写真は時系列順に掲載しますので、空の青みが少しづつ薄れていく様子を御覧ください。

IMGC5115_23P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS HSM (15mm)
撮影時刻:20時02分

IMGC5124_30p1.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS HSM (15mm)
撮影時刻:20時06分

IMGC5146dp.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS HSM (35mm)
撮影時刻:20時24分 (追尾撮影)

このあと南の空は急に雲に覆われてしまったので、追尾は1枚撮っただけで終了。
他の方角の空も、薄明終了直前からどんどん薄雲が湧いてきて、どこをどう切り取っても雲が入ってしまう感じになりました。

IMGC5148P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS HSM (17mm)
撮影時刻:20時32分

こちらも追尾撮影ですが、2枚写したところで雲がどっと流れてきたので終了。
そのうちに1枚に、かなり明るかった流れ星が写ってくれました。

IMGC5159_62P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS HSM (17mm)
撮影時刻:20時42分

最後に、最も雲が少なかった天頂にレンズを向けたのですが、10分後にはほぼほぼ全天薄雲に覆われてしまい、撮影終了。
2分X10枚追尾撮影したのだけど、そんなわけで雲が少なめの最初の4枚だけで加算平均させた写真がこれ。
確かにこの日の星の光は昼間の透明度の良さそのものので、非常に強かったです。
なので、美しくはないのだけど、思い切りコントラスト強めた画像処理をしてみました。
ピクセル等倍で鑑賞すると、星の色がとてもはっきりとカラフルに写っていることに驚きました。
気温が高いのでノイズも混じっているのでしょうけど、フリンジとは別な発色の仕方なので、やはり純粋に星の色が写っているのだと思います。
たまには追尾撮影もいいものですね。

補足:この日新潟市の方角で、ずっと遠雷が見えていました。あとで調べてみると、柏崎沖~上越市にかけて大きな積乱雲が発達し、活発に活動していたようです。関川村の山奥からもよく見えたというハナシ。



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精霊との密会 [星景写真(下越)]

8月4日は県北が最も雲が少ないように感じたので、日没後から急遽村上の山奥へ行ってみました。
最初は天蓋高原とその周辺の田んぼをウロウロしてみたのだけど、日没前の空に比べると一気に薄雲が増えてきたようでイマイチ。
でも、薄明終了の頃にはかなり雲が取れるのではないかという気がしたので、さらに車を北へと走らせました。
現地へ着くと、予想通りの満天の星空!
久々にがっつり追尾させてみたかったので、まずは白鳥座へレンズを向けました。

IMGL5033_43PP.jpg

EOS R + RF50mm F1.8 STM

総露出時間約20分(追尾撮影)。
うち、運良く1枚に大きな流れ星が写り、別な1枚にはなんとヘイケボタルの軌跡が写りました。
あまりにカメラの近くを飛んでくれたので本来ならそのコマは没にするところですが、ちょっとこの時不思議な体験をしたのでこのコマを含めて画像処理しました。
やっぱり追尾撮影は固定撮影よりはるかに多くの情報量を残せます。
画像処理をやっていて、久々に楽しい♪と心から思えました。
この場所はかつては田んぼが拡がっていたところですが、今は休耕田が増え、一番奥の棚田地帯は湿原化している場所が多いです。
ここにホタル~特にヘイケですね~がたくさん生息していることは以前から知っていたし、撮影に来たこともありますが、まだベストの時期に来たことはありません。
いつも来るとしたら、ピークをとうに過ぎた7月中旬ばかり。
この場所のホタルが凄いのは、とにかく遅くまで生息していること。
似たような標高(結構高い)のポイントより、さらに10日~14日は遅い時期(8月の頭)までホタルの飛翔が見られるのです。
この日も追尾撮影中、半径100m圏を歩き回ってみたのですが、飛んでいる個体はほとんどなかったものの、木の上の方でまったりと光っている個体は10匹以上見ました。
そのうちの何匹かはヘイケでなくクロマドボタルである可能性もありますが、今年の夏は特に暑いですし、そんな厳しい気候のなか、まだホタルの光が見られるとは。

IMGL5047_50P.jpg

EOS R + RF50mm F1.8 STM

同じレンズを今度は天の川の中心部へ向けてみました。
こちらもやはり追尾撮影。
絞りはF3.5とF4.0を試したのですが、最周辺部の画質が悪いです。
といっても1~2%の面積でしかないのですが、F4に絞ってもカモメが大きく羽を広げたような収差が残り、ぼやけた感じに写ります。
最周辺部に限って言えばTAMRON SP45mm F1.8 VCの方が断然優秀。
それ以外はまあまあで、純正レンズの強み・デジタルオプティマイザーが使えるし、とても軽量だし、とりあえずドナドナはしないことにしましたが。

IMGL5054_67P.jpg

EOS R + SIGMA 24m F1.4 DG HSM

同じ場所から、レンズを広角レンズに付け替えて固定撮影。
50mmで写した写真をよく見ると、画面右下がやや青みがかっている(シアン被り)のがわかりますが、広角レンズで写した画像だとその範囲がよくわかるかと思います。
これは村上市街の光害です。
5~6年前まではこういったシアン被りは皆無だったのですが、外灯の多くがLEDに置き換えられたため、ナトリウム灯メインの時とは異なる被りが出るようになりました。

IMGL5076_84P.jpg

EOS R + SIGMA 24m F1.4 DG HSM

同じレンズで今度は北の天の川。
こちらも固定撮影。
北方向は全体的にもやっているような見え方だったので、実際の写真を見て納得。
こちらも昔と比べれば海岸部の光害の強さが増しましたね。
といっても、全体的には奥三面ダムの湖畔に準ずるほど全方向暗く、地形もそこそこ変化に富んでいるので星景写真にはもってこいの場所です。
来年は絶対ホタルのピークの時期に来てみます。




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不死鳥のように甦れ!わかぶな高原スキー場よ [星景写真(下越)]

8月2~3日と2日連続で、関川村のわかぶな高原スキー場へ行ってみました。
ついこないだ訪れた三川温泉スキー場の駐車場も、いろんな意味で星見&天体写真に適した場所でしたが、空の暗さではおそらくわかぶな高原スキー場がさらに上を行きます。
道路にロープが張られ、駐車場手前までしか車で入れなくなりましたが、駐車場まではほんの30~50mほどです。
星景写真でしたらカメラと三脚だけ持っていけばいいのでそれほど苦にはなりません。
8月2日は残念ながら雲が多すぎて、周辺の散策だけに終わりました。
その結果、いいアングルをたくさん見つけたのでどうしても星景写真を撮ってみたく、翌日も来てみた次第。

IMGL4958_96P.jpg

ご覧のような薄雲が終始対空していましたが、まあ天の川の全体像は視認できるし、星見には十分なコンディション。
この日の関川村の薄明終了時刻は20時32分。
一方、上の写真は20時24~28分にかけて撮ったものです。
やはり三川温泉スキー場より星の見え方は一段上でした。
それにしてもレストハウスの室内灯(非常灯)が明るいのには閉口。
これだけで電気代は年間相当なものになるはず。
閉鎖したスキー場なのに、室内灯を点けっぱなしにする合理的な理由があるのでしょうか?


IMGL4971_77P.jpg

縦アングルで白鳥座を入れてみました。
手前に写っている2台の車は、何年も前から放置されている、ナンバープレートが取り外された廃車です。
ぼくの車ではありません。

IMGL4999_5006P.jpg

レストハウスの裏に回り込んで、再び南の天の川。

IMGL5017_26P.jpg

そして高速クワッドの乗車駅。
半年ぐらい前でしたか、スキー場を完全閉鎖することに決めたので搬器なども撤去するとの新聞記事を読んだ記憶があるのですが、まだ搬器は残っていました。

IMGL4908.jpg

レストハウスの中は寂れた雰囲気は全然なく・・・
このままわかぶな高原スキー場がなくなってしまうなんて、本当に想像がつきません。
不死鳥のように復活するのではないか?
レストハウスの周辺で天の川の写真を撮っていると、ますますそれは確信に変わっていきました。





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三川温泉スキー場の星空 [星景写真(下越)]

8月1日、およそ10年ぶりに三川温泉スキー場の駐車場へ星見に行ってみました。
本当は村上市もしくは関川村の山奥へ行きたかったのだけれどそっち方面は雲が多く、新発田市から見て、唯一青空が見えていた赤谷~三川村方面へ車を走らせたのです。
標高は低いけれど(約120m)、光害はほとんど感じられない穴場的スポット。
一番入口側の駐車場脇に、明るいLEDの外灯が立っていたのには閉口したけど、それ以外は昔のまんま。
久々に赤道儀を使って追尾撮影もしてみたかったので21時50分までいましたが、その間ずっと快晴が続き、満天の星空を満喫しました。

IMGL4778_89P.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (18mm)

右側に立つロッジの非常灯のせいで建物が緑被りしていますが、やっぱりここの駐車場は好きだなあ。
写真に写っているロッジの裏側に回り込めばこういった人工光の影響は受けなくなるし、霧が発生しにくい今の時期でしたら天体写真をじっくり撮るのに好適な場所だと改めて思った次第。

IMGL4800_4813P1.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (20mm)

1枚目は固定撮影、こちらは追尾撮影です。
南の空の追尾による天の川と、固定撮影による地上風景を合体させるのは非常に難しく(地上風景3~4枚を比較暗で合成させた画像を使ったりする)、その画像処理を思い出すためにもあえてトライしてみたのだけど、やはり難しかった。
比較的単純な地形の稜線ですが、それでも2時間位は画像処理に時間を費やしました。
がっつり追尾させた割には1枚目の固定撮影画像(こちらも12秒X12枚使っていますが)と比べ、散光星雲の発色や天の川の立体感などの画質でほとんど違いは見出だせず、赤道儀は地上風景を入れない星夜写真や中望遠による天体写真でのみ使えば十分かなと。
新潟市の光害がわずかに右側に現れているけど、肉眼では全くわからないレベル。
残念ながら水蒸気が多くてあまりシャープな写りにはならなかったけど、近年急激に光害が増してきた胎内天文台周辺に比べたら全然快適度が高い場所でした。


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夜の大石ダムへ [星景写真(下越)]

7月25日、新月期が来るのを待ちきれず、関川村の山中へ天の川を見に行きました。
最初に訪れたのは、わかぶな高原スキー場の駐車場。
わかぶな高原スキー場は既に閉鎖が発表になっていますが、レストハウスは保存するということで、駐車場までの道路も保全がなされることでしょう。
このレストハウス、1年中館内の非常灯が点きっぱなしで、しかも非常灯だらけなのでとても明るいのです。
それさえなければこの駐車場は光害もほとんどなく、天体写真には絶好のスポットなのですが・・・
ひょっとしたら非常灯は消灯されているかも淡い期待を抱いて行ってみたものの、以前と変わらずしっかりと非常灯は点いておりました。
それでいて、道路は駐車場のすぐ手前でチェーンが張られており、通行止め。
もっとも、駐車場までは徒歩2分なので機材の少ない星景写真だったら全く問題ないのですが、なんだかなあ。
ここには長居はせず、すぐに次の候補地・大石ダムへ。

IMGC4737_44PP.jpg

EOS R + RF15-35mm F2.8L IS USM (17mm)

この日の日没は1900、月の出が2011、薄明終了が2044。
従って天の川の輪郭が写るか一抹の不安があったのですが、杞憂に終わりました。
さすが飯豊連峰東部の山奥。
これは2025前後に写した画像ですが、肉眼でもうっすらと輪郭は視認できました。
久々に大石ダムのダムサイトへ来たけど、この場所を見直しました。
駐車場に立つ1本を除いて他の外灯は全て消灯されているので、ダムサイトの真ん中までくればほぼ真っ暗です。
天の川に限って言えば、9月になると右の小高い山が邪魔になるので8月限定の場所ですが、ここは星見の穴場スポットですね。



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