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標高638mへ [鉱物 (村上市)]

4~5年ぶりに新保岳の林道を走ってきました。
そのときは新保岳へ登るのが目的で、登山道入り口まで車で行ったのだけど、今回は登山が目的ではなく、その林道がどこまで伸びているか確かめるのが目的。
当時は登山者用の駐車場から300mくらい先まで行けなかったので、この数年間の間でどこまで延長されているか。
もちろん、今年から目覚めた鉱物への興味から、道路沿いの露頭をチェックするのも忘れてはなりません。

IMG_9441.jpg

いや、驚きました。
今回キャノンのデジイチ用のGPSを持って行ったのですが、その表示によると、進入禁止のロープが張ってあった地点の標高で638mありました。
手前に広場があったのでそこへ車を停め、300mくらい歩くと上の写真の場所へ出ました。
ここが林道工事の最前線。すぐ背後で道は消失しています。
帰宅してグーグルアースを見てみると、割と最近最新版の画像に置き換わったみたいで、この林道が最終地点まできちんと表示されているのです。(つい1~2ヶ月前に見た時は、5年前の画像のままだった。)
新潟県地質調査図によると、新保岳周辺の地質は黒雲母花崗岩または角閃石黒雲母花崗閃緑岩ということになっています。
この林道の下の方から最終地点まで、道路脇の転石や一部見られる露頭の岩石は首尾一貫して同じもの~流紋岩~でした。
最終地点ではズリのごとく無数の岩石片が散らばっているので、よもやと思って探しましたが、一部鉄石英が混ざっているのみで、これといった鉱物は見当たらなかったです。


IMG_9446.jpg

最終地点から谷側を写してみました。
地図を見ると、どうもこの林道~いや標高600m以上の地点を通過するのだからスーパー林道と言ってよいでしょう~は桑川へ抜けるようですね。
まだだいぶ距離があるので、このペースだとあと5~6年はかかるのではないでしょうか。
それにしても、林道工事というものは山肌をズダズダにするものです。
どこまで際限なく無意味な公共工事は行われるのだろう?
ちょっと悲しくなりました。

IMG_9458_89p.jpg

帰りに、大天城公園(新発田市)へ立ち寄りました。
土曜日に五頭山麓でホタルが舞い始めたらしいので、比較的標高の低いここでもそろそろかなと思って。
結果、思ったより飛んでいました。
ただし、田んぼと用水路、及びビオトープ付近だけで、川ではまだホタルは発生していませんでした。
これからどんどん月は明るくなっていくので、このまま順当にホタルが増えていくのかどうかはわかりませんが、まずは一安心です。

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