日和山海岸にズリ出現 [鉱物(新潟市中央区)]
12日、日和山海岸のプレナイトを採取しようと思って立ち寄ったのだけど、現地は様変わりしていました。
3月29日の1枚目の写真と比べると一目瞭然、おそらく護岸用の捨て石だと思うのですが、それらの岩石が山と積まれていました。
あ~、プレナイトが付いていた岩の上に積み上げられています。
プレナイト、幻となってしまいました。
3月29日の1枚目の写真と比べると一目瞭然、おそらく護岸用の捨て石だと思うのですが、それらの岩石が山と積まれていました。
あ~、プレナイトが付いていた岩の上に積み上げられています。
プレナイト、幻となってしまいました。
工事の人たちが帰ってから、これらの山(ていうか、ほとんどズリですね)の周囲をぐるりと回ってみました。
このズリ山?がすごいんです。
脈の出ている岩がどれだけ多いことか。
大半は方解石のようでした。
ミネラの最新号(no.59)に、「素晴らしき方解石の世界」特集されていますが、この記事を読むまで、方解石の結晶の形はマッチ箱を押しつぶしたような菱面体ばかりだと思い込んでいましたが、さにあらず。
ありとあらゆる結晶の形が存在するようです。
以下に、この日お目にかかった方解石の写真を載せますが、ピクセル等倍で見ると水晶の先端部より鋭角に結晶しているので、ぱっと見水晶に似ているのですが、よく観察してみると方解石であることがわかります。
この岩なんか、横幅80cmほどあるのです。
それが一面方解石の薄膜に覆われています。
夜来て、ブラックライトで照らしてみるとさぞかし幻想的な光景が見られるのでは?
新月期になったら一度夜間に来てみたいです。
新潟市から新発田市にかけての海岸線で、方解石や沸石が付いている捨て石をたくさん見かけます。
しかし、これだけ見事な結晶が浮き出ている岩が密集しているところはありませんでした。
いつまでこのグランドに積まれているのかわかりませんが、遅かれ早かれ海の藻屑と消える運命にあると思うともったいないですね。
このズリ山、手軽な探検?場所としてもってこいです。
2019-06-12 21:54
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