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新潟ミネラルマルシェを終えて [鉱物・パワーストーン全般]

新潟ミネラルマルシェが終了しました。
今回も3日間皆勤賞。
先ほどFBで主催者が、3日間で入場者数が東京以外の会場で、初めて1万人を突破したと発表していました。
確かに、土日は会場の駐車場が午前中早い時間帯で満杯になり、11時に来たぼくも道路をはさんで向かいの臨時駐車場に停めざるをえなかったので。
さすがに台風が来た月曜日は、正面の駐車場に余裕で停められましたが。

ところで、多くの業者が出展するこのイベント、会場は鉱物の博物館になります。
つまり、鉱物を基礎から学びたい者にとっては、石の種類を覚える絶好の機会なのです。
図鑑も10冊近く持っていますが、同じ石でも産地が違えば外観ががらりと違うことがあるし、色合いも結晶の形状も様々。
なので、できるだけ多くの現物に触れることが鉱物学習の王道だと思うので、この手のイベントは利用しないと損です。
さて、今回は予算の関係から大きな買い物はしませんでした。
そんな中で、ヒスイの良さに改めて目覚めてしまい、最終日の閉店間際に、懇意にしているショップから糸魚川産の原石を安くゲット。

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幅8cmほどの小さな石ですが、たまたま店頭で手に取ってみると、その滑らかな肌触りの虜になってしまったのです。
ヒスイは2年前に10mmのブレスレットを買いましたが、もちろんブレスの石は研磨されています。
多くの糸魚川産のヒスイは海岸や河原で採取されるもので、このように自然に表面が磨かれているものがほとんど。
その質感に触れる機会がなぜか今までなかった。
というか、今になって始めてヒスイの波動に魅せられたというか。
こういう質感を脂肪光沢と言います。
表面を撫でていると、全身の細胞が快感で打ち震える感じ。
本当に気持ちいいんです。
こんな感覚を味わえた石はヒスイが初めてかもしれない。
意外とヒスイの原石を置いているショップは少なく、一応会場を改めて一周したものの、結局このショップで一番先に手に触った石を購入した次第。
ヒスイは原石が一番ですね。
ヒスイハンターの心境がわかりました。こんな石を探すのは本当にワクワクするでしょうね。
台風一過の24日なんか、朝から大勢のヒスイハンターで海岸は賑わうことでしょう。

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ついでに、365nmのブラックライトを照射してみました。
白っぽく蛍光している部分もありますね。
ほんのり中央のあたりがピンクに色づいているのが興味深いです。

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あとは、クンツァイトのチップを500円で買いました。
昨年からクンツァイトが好きになったのですが、10mmのブレスで3万以上するので手を出せないでいました。
それが、十分品質の高いものがたくさん入ってこの値段。
これは掘り出し物でした。
そして、蛍光実験させてみると・・・おお、サーモンピンクに鮮やかに蛍光するではありませんか。
ますます惚れた。
ちなみに、左のブレスは10mmのカイヤナイト。
これも2年くらい前に買ったものです。
友人が昨日この会場で12mmのカイヤナイトのブレスを買ったのですが、持ち歩いていたぼくの365nmのブラックライトを遊び半分に照射させたら、球の半分くらいの面積がオレンジ色に蛍光しました。
強蛍光といっていいくらい明るく光ったので、ぼくのカイヤナイトでも実験してみた次第。
でも、ご覧のようにかすかに青白く部分的に蛍光するのみ。
ちなみに、ぼくのカイヤナイトはタンザニア産、友人のはブラジル産です。
産地による違いがあるのでしょう。
光ればいいってものでもないけど、なんだか複雑な心持ちになりました。
本当に蛍光現象は奥が深い。
ていうか、予測不能。だから面白い。

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最後に、新潟ミネラルマルシェ初日に2000円で買った蛍石のブレスレットで蛍光実験。
八角形の粒を集めてブレスに仕立てるのはいいアイデアです。
今回蛍石の、結晶の形がよく出ている原石もいろいろと物色したのですが、所有したいと思うレベルの原石は相場が2万以上することがわかり、今回はあきらめました。
蛍石なら全て蛍光するわけではないのですが、このブレスの蛍石はどれもそこそこの明るさで蛍光してくれました。
ちなみに、後ろの石はこないだ日和山海岸で拾った花崗岩。
こいつだけが青白く(かなり淡いけど)光ったので、後学のために持ち帰った石です。
これを蛍光と言えるのかどうかはわかりませんが。



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