SSブログ

謎の光る石 [鉱物(新発田市)]

新発田市の二王子山麓で、先月石材の一時置き場を見つけました。
ある丘の上なのですが、展望が良く、晴れた日には満天の星空を拝むことができます。
で、そこそこ晴れた26日、薄明終了の少し前に現地へ。

IMG_8026.jpg

EOS6D Mark II + SIGMA 24mm F1.4 DG Art (共通)

星を見るのは後回し、一番の目的はUVライトでの光る鉱物探しです。
先月、明るさが残っているうちにざっと見た感じでは特にメノウや玉髄はなかったのですが、ここには色々な種類の岩石があります。
やはり先月、一度375nmのUVライトで20分ほど探してみた時はほとんどこれといって写真を撮りたくなるような光る石は見つからなかったけど、ハイパワーの365nmのそれだと、すぐに幾つか強烈に蛍光する石を発見。
中央の花崗岩ですが、黄色っぽく変色している部分が蛍光するかなと思ったらさにあらず。

IMG_8027.jpg

この石は今まで見てきた中で、最も強く蛍光しました。
暗い紫に発している部分もあり、外見は間違いなく花崗岩なのに、どうしてこういう蛍光を示すのか全くわかりません。
その下の水色に光る細長い石(長さ25cmくらい)も極めてユニーク。
場所を写して、単独で撮影してみました。
この日は広角レンズ1本しか持って来ていなかったので、中央をトリミングしています(次の写真)。

IMG_8023.jpg

外見は白くて、一見石膏に似ています。或いは水滑石か?
よく見ると条線が縦に入っている部分もあり、表面は白ですが、芯の部分はこげ茶色っぽい色です。
赤く蛍光している箇所は、表面ではなく、芯の部分でだと思います。
(石膏であることが後日判明しました。)


IMG_7999_8018p1.jpg

大小の岩石が2mほどの高さに積まれているのですが、ここで切り出したものではなく、どこかから持って来たもののようです。一時的な保管場所だと思いますが、定かではありません。
ちょうどいい角度で南の空に天の川が立ち上がってきたので、星景写真を撮ってみました。
岩山の部分は例のUVライトを30秒ほど照射しています。
でも、さすがにこのように広い面積をカバーするには出力不足です。
新月期とはいえ、丘の上なので新発田市の光害がダイレクトに届くし、写真に写すと肉眼で見る以上に明るく写ります。
従って、地上風景は中途半端な印象になってしまいました。

IMG_8038_53p.jpg

反対方向の天の川も写したのですが、こちらも失敗です。
単に、青っぽい光を当てて写したのと質的に変わりません。
それでも、特にこちら側は青白っぽく蛍光する小石が多かったのですが。
右側にアンドロメダ銀河が写ってくれました。
スバル(プレアデス星団)も21時過ぎには昇ってくる季節になりました。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。