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探検!飯豊鉱山 ③ [鉱物 (新発田市・飯豊鉱山)]

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鉱山道途中から(坑口eの辺り)、加治川治水ダム方面を写しました。
治水ダムの湖面は見えません。
思えば遠くに来たもんだ・・・

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坑口f
鉱山道から標高差で20mほど上の斜面に位置しています。
今回見つけた中では最も大きな坑口で、全部塞がっているのですが横幅6~7mありそう。
周囲は大岩壁に囲まれており、異様な雰囲気。
飯豊鉱山の地質図と、今回発見した坑口部分にチェックを入れたカシミール3Dの地図を重ね合わせてみると、坑道のどこに位置するのかが大体わかりました。
この作業により、あと3つ前後は坑口があるのではないかと推測(沢の対岸斜面を除く)。
次回探索する時は、もちろん坑道内に入ってみたいのはもちろんなのですが、坑口があるかもしれないと予測する場所も併せて歩き回りたいと思うのです。

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坑口g
天井が低い横穴です。
坑口は右横にも連続しており、そちらから内部へ入ってみました。

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坑口g'
内部は結構複雑でして、少なくとも4方向に分かれているようでした。

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そのうち、斜め下方向へ急角度で落ち込んでいる坑道(斜坑)の天井に、青い胆礬(たんばん)が析出していました。
胆礬の析出は他にも見られました。
黄鉄鉱の大きな結晶で鉱物ファンに知られる飯豊鉱山ですが、もともとは銅や亜鉛、鉄を採掘していた鉱山です。
なので、別に不思議ではないのですが。

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坑口h
ほとんど閉塞しています。

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坑口i
特徴的な外観なので、あ、これネットで見たことあるとすぐ気づきました。

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坑口i内部
左へ続いているように見受けられましたが、定かではありません。

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坑口j
鉱山道より僅かに上部に位置しています。

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坑口j内部
3m先で終わっていました。
どちらかというと、狸掘り跡のような感じです。
索道の中継地点も坑口iと坑口jの間の北側、20~30mほど斜面を下ったところにあるはず。
その場所も確かめてみたいです。
もし索道の中継点の場所が特定できれば、すぐ南側に坑口が1~2個あるはずなので。
そんな感じでもう少し坑口情報を集め、飯豊鉱山地質図のどの部分に坑口が位置しているのかを明らかにするのが目下の目標です。

※6月3日の再調査で軽微な誤りを幾つか見つけたので、本文を一部修正しました。







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