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聖地巡礼 [ヒメボタル 2021 (下越)]

7月2日、ぼくが見つけたヒメボタルの県北の生息地の中で、唯一そこへ至る道がない、つまり藪こぎをしないとたどり着けない小さな谷間へ行ってきました。
標高もそれなりに高いし、そこへの農道も道幅が狭く、辺りは秘境あるいは奥地といった言葉が似つかわしい、そんな場所です。
ただ、近年山の手入れをする人が高齢化により減ってきたのはいかんともしがたい事実で、部分的に荒れてきたりと、ヒメボタルが生息する谷間は別として、そこへ至る田んぼや森は聖地ではなくなってきたのが実情。

IMGL1844.jpg

EOS R + RF35mm F1.8 IS STM

その谷間も心なしか年々ヤブが深くなっているような印象があり、今は三脚をフルに伸ばさないと写せなくなってしまいました。
この谷間には御神木?があり、その大木(幹周り8mくらいありそう)の周囲に最もヒメボタルは密集します。
しかし、毎年同じような場所にカメラを構えて芸がないので、今回この谷間の最も左側奥にカメラを向けてみました。

IMGL1849_2028PP.jpg

撮影開始は20時5分、撮影終了21時10分。
まだまだこの谷間のピーク時には劣りますが、なにせ7月の頭に来たのは初めてだし、それでもピークの7割くらいは現れてくれました。
真正面の林にはヒメボタルはあまり生息していないらしく、結局この谷間の左右と背後の茂みが繁殖地みたいで、ここは通り道になっている様子。
ところでヒメボタルの写真と言ったら玉ボケを皆さん上手に表現していますが、やっぱりF2.8通しのズームレンズでは無理であることを実感。
というわけで、先日EOS R用の35mm単焦点レンズを購入、この日が初デビュー。
こないだ使った50mmの単焦点(やはりF値は1.8)はそこそこ玉ボケが生じてくれたので期待したのですが、まあズームレンズよりはボケてくれたかなという程度。
個人的にはこれで満足です。
それより絞り開放で使うと周辺部のコマ収差がひどく、PC上でピクセル等倍で鑑賞するとがっかりします。
この点はRF15-35 F2.8L IS の方がマシ。
なので、50mm単もそうだったようにF2.0~2.2あたりで使うのが妥当でしょうか。


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