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折居川水系セイジュウ沢へ [鉱物(阿賀野市)]

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本当は沢屋さんがこぞって行かれる南俣沢へ行きたかった・・・。
南俣沢へ行くには、南俣沢とセイジュウ沢の合流点にある堰堤のすぐ上の河原から入るのだけど、林道から河原へ降りていく踏み跡を大きな倒木が塞いでいました。
周囲は猛烈なヤブなのでヤブ漕ぎを避け、第2希望のセイジュウ沢へ。
尚、沢屋さんの遡行記ではセイジョ沢となっていますが、ここでは五頭連峰山岳観光マップの表記に準じています。
南俣沢の出会いを過ぎ、林道はセイジュウ沢の左岸に伸びていました。
なので、沢の右岸に林道が付いている国土地理院の地形図は誤りです。
途中、本流筋は素晴らしい渓相が続きます。
ゴルジュが続くというわけでもなく、降りようと思えば降りられる箇所は幾つも出てくるのですが、より上流を目指したかったため、林道をひたすら歩きました。
結局、林道は上の地図でいうところの最終堰堤まで伸びていました。

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ここから入渓。

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今回400m弱遡行したと思うのですが、終始このような渓相が続きます。
高巻きが必要な箇所もなく、風景はあくまでも幽玄、とても快適な沢歩きが楽しめました。

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さて、肝心の鉱物ですが、前回遡行した赤倉沢よりは石英は少なかったです。およそ1/3ぐらいか。
この沢で目立ったのは、カリ長石の巨晶とそこそこ大きな石英が組み合わさった石。
赤い碧玉もそこそこありました。
しかし、半透明の石英がない。
ということは、水晶のポイントに巡り会える確率も極めて低そう。

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たまには晶洞が控えていそうな岩場も出てくるのだけど、収穫はなし。

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上流へ行くにつれ、酸化鉄を含むのか、赤茶けた岩が多くなってきました。
と同時に、赤い碧玉も数を増します。
(といっても、目のさめるような赤い色のジャスパーはなかった。)

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この岩場ではところどころ石英脈が走っていたのですが、晶洞はなく、水晶も見当たらず。

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早めに引き返して赤倉沢の残りを攻めようと思っていたのですが、さらに渓谷美はその美しさとダイナミックさを増し、なかなか引き返すことができません。

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結局、この落ち込みのところでUターン。
それほど石英はなかったけれど(不透明の石英だったら、こぶし大くらいの奴は結構見つかります)、沢歩きの楽しさを再認識できたので良しとしよう。



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