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女神との出会い [鉱物(阿賀野市)]

昨日の記事には続きがあります。
下山途中、細い踏み跡を辿っていくと、あらら、道端に結構玉髄や石英片が落ちているではありませんか。

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ちょっと斜面を下ったところに幅20~30cmくらいの細い水の流れがあり、ところどころ20cm前後の石が堆積しています。
その辺りに目を凝らしていたら、ほどなく透明な水晶がちょこんと顔を出しているのを発見。
しかし、押してもびくともしません。
なので、隣接している大きい石を3個くらいなんとか取り除き、ようやく全体を土の中から掘り出しました。

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おかげで両腕は泥だらけ。

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摩耗度も少なく、色合いも最高。
この日は写真を撮るだけに徹するつもりでしたが、この石はお持ち帰り。

DC_IMG_3101P.jpg

タワシで洗ったらやや赤みが取れましたが、それでも色に濁りがなくきれいです。

DC_IMG_3137.jpg

重さを測ったら1.3kgありました。
これは横から見た図ですが、母岩部分が半分を占め、しかも母岩部分にも玉髄が入り込んでいるという複雑な構造の石。

DC_IMG_3161.jpg

最も色彩の変化が美しい部分をクローズアップしてみました。
シトリンとカーネリアンのミックスカラー。
黄色部分に全く濁りがなく、これほどきれいな黄色の結晶は初めて見ました。
透明な部分はきれいに柱面が出ているわけではないし、錐面が整った形で見られるわけでもない。
多分、左の先端が折れちゃってしまったのでしょうね、成長過程で。
この細い水路、長さが50mぐらいしかないのですが、間違いなく水晶脈が走っているので、まだまだ貴重な結晶が眠っているかもしれません。



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