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5分でレンズが曇るのが私の運命 [星景写真 (新潟県外)]

29日は久々の天蓋高原へ。
正確に言うと天蓋高原交流広場ではなく、その近くの丘なのだけど。
まあ、湿気のすごいことすごいこと。
二王子岳か飯豊連峰の方では雷雲が発達しており、しょっちゅう稲光がしていました。
とりあえず満天の星空を拝むことができただけでも良しとしょう。
明日が水瓶座のなんちゃら流星群の極大日なので、メインディッシュは超広角ズームでの流星狙い。
といってもフルサイズ用の広角レンズは24mmしか持っていないので、今回初めてEOS-M用の11-22mm F4-5.6 IS STMを追尾で使ってみました。

IMG_8205_8206str.jpg

EOS M6 MARK II + EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM (11mm)
ISO2000, F4, 120秒 (2枚)

撮影中ヒマなので、天蓋高原交流広場までお散歩に。
平日ですが家族連れが二組来ており、それからも二組が出入りしました。
星屋さんは一名だけで、思わず声をおかけしたらなんと新天研のTさんでした。
大ベテランのTさんと言葉をかわすのは初めて。
話し始めたら止まらなくなり、結局1時間半くらいそこにいたでしょうか。
その後自分の撮影場所に戻って、ポタ赤のスイッチを切り、いったん画像を確認しました。
すると、が~ん、3枚目から画像が思い切りボケています。
使えるのは最初の2枚のみ。
レンズヒーターを装着すればよかったと深く後悔。
もちろん流星は一個も写っていません。
眼視では2時間の間に5~6個見たのですが。
さて、銘玉のほまれ高いEF-M 11-22mmですが、予想以上に周辺部の星像が良かったです。
今まで使ってきたAPS-C用の広角レンズの中ではダントツの一番。
フルサイズのレンズで言うと、EF 16-35mm F4L ISが今まで使ってきた中では最も星像が良かったのですが、それに匹敵するか、若干こちらが上回るほど。
しかし、カメラがいけません。
熱ノイズがひどいのです。
同じキャノンのEOS 80Dはその点夏場でも熱ノイズには強いのですが、こちらはボディのコンパクトさゆえに放熱性が犠牲になっており、まるで使い物になりません。
気を取り直してEOS Rを取り出し、改めて仕切り直し。

IMGR0302_0305p.jpg

EOS R + SIGMA 24mm F1.4 DG HSM

正面のピークは天蓋山(634m)。
22時になったあたりから湿度は低くなってきて、それまでの眠い空が嘘のようにコントラストが上がりました。
でも画像を見ると、どうやら大気光が出ているようです。

IMGR0311_0318st.jpg

EOS R + SIGMA 50mm F1.4 DG HSM

レンズをこないだ中古で買ったばかりのシグマ50mm 単に付け替え、カシオペヤ座の下の辺りでレンズテストを兼ねて撮影開始。
23時を過ぎたら申し分のない空になり、当初は22時前に引き上げるつもりが、結局0時まで現地にいました。
しかしながら大気光は消えることはなく、多数枚のコンポはあきらめました。
二重星団とハート星雲、個人的にすごく惹かれます。
緑のグラデーションの入り方がなにげに絶妙。
レンズの性能はほぼ完璧。
F2.8で撮っていますが、周辺部もバッチリです。
どちらかというとヒメボタル用に買ったのですが、天体写真でもこのレンズを積極的に使っていこうと思います。









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