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林道新発田南部線沿いの沢 [鉱物(新発田市)]

中々山と剣竜峡を結ぶ全長12kmの林道から、ある沢の上流部へダイレクトに入渓することができます。
真木山(542)周辺の沢に水晶はあるのか?
剣竜峡(荒川川)周辺には石英脈は見られないのですが、果たしてこちらの沢は?
沢の名前がわからないので無名の沢ということになりますが、結論から言うとなかなか面白かったです。
もっと源流部まで詰めてみたいと思いました。

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入渓点から50m先の渓相。
(ちなみに、林道から河床へ降りるまでが猛烈なヤブで辟易しました。)
悪くない。
既にこの辺から、ピンク色のカリ長石と石英が組み合わさった石ころが散在しています。

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20cmくらいの大きな石英。
これ以上透明度の高い石英はありませんでした。

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玉髄や水晶は見られなかったけど、様々な石英系の石が見られます。
これらがとてもワイルドで、パワーをもらいました。

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花崗岩の岩壁もところどころ現れるのですが、すべからく苔や草で覆われているのが残念。

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両剣石英と言えなくもない笑。

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沢は途中で二手に分かれ、最初は左側の沢を遡行。
この2mの落ち込みを超えられず、ここでUターン。
滝の中央を何とか登れそうだけど、深さが股間までくるのでやめました。

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分岐点まで戻り、今度は右俣へ。
こちらが本流筋にあたるのだけど、こちらは100m上流でまさかの堰堤出現。
左端の水線から登られそうだけど、時間も押していることだし素直に撤退。
ちなみに、どちらの沢も地質的には同一でした。

IMG_9491.jpg

こういう外見の石英はたくさん見られました。
個人的にはとてもワクワクしました。

IMG_9492.jpg

これはカモシカの足跡でしょう。

IMG_9501.jpg

レッドとイエローが入り混じったジャスパー。
真木山周辺の沢は不毛地帯かなと思っていたのだけど、さにあらず。
もっと上流まで行けばサプライズが待っていそうな雰囲気でした。


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