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シグマ 28mm F1.4 DG HSM ファーストライト [星景写真(下越)]

2013年に購入して以来、星景写真やホタル写真で愛用してきたシグマのAPS-C用神レンズ18-35mm F1.8 DC HSMを先日とうとう売却し、代わりに同社の28mm F1.4 DG HSMを買いました。
星景やホタルではやはり単焦点の方がズームレンズより描写が上であり、気がつくとシグマの単焦点のラインナップが20mm,24mm,50mm(いずれもF1.4 Art)と増えてきました。
EOS Rとの組み合わせだと1.6倍クロップしても1200万画素をキープできるので、使える画角のバリエーションは結構多くなります。
そして、同じ焦点距離で画質を比べると、当然のことながらフルサイズ用の単焦点レンズで写した画像の方が上。
となると、もはやAPS-C用のズームを所持する理由がなくなってきたので、思い切ってドナドナした次第。
シグマのArtシリーズのレンズ群の中で、突出した光学性能を誇るレンズが3本あります。
一つは先日発売されたばかりの、ソニーEマウント用になりますが、14mm F1.4 DG DN、そして28mm F1.4 DG HSMと40mm F1.4 DG HSMです。
重量も他のArtシリーズより重く、28mm F1.4が865g(キャノンEFマウント)、40mm F1.4に至っては1200gもあります。
さすがに1.2kgでは使う気にならず、許容範囲の目安900g以下に抑えられている28mm~広角では最も好きな画角でもある~を購入してみました。
35mm F1.4にしようか随分迷ったのですが、究極の光学性能とやらを試したかったので28mmに決めた次第。
早速27日、半月より気持ち大きい月明かりに照らされながら、新潟県北部の山間部でファーストライトを試みました。

IMGR4484.jpg

絞りは開放の、ワンショット画像。
残念ながら南の方向に薄雲が湧いてくる一方だったので、南の天の川は写しませんでした。
周辺減光はそれなりに認められますが、APS-C用の18-35mm F1.8を開放で使った時よりは少ないです。
F1.4からF2.0まで全部試しましたが、周辺減光で言えばF1.6から個人的には気にならないレベルになりました。

IMGR4491_4495stitch1.jpg

場所を天蓋高原付近に移しました。
月明かりのお陰で早いシャッタースピードが切れるので、固定撮影ではあるもののモザイク撮影にトライ。
こちらはF2.8バージョン。
シャープネスで言えばF1.8から画面の隅々までビシッと決まるようになります。
周辺部の星像も極めて安定しており、F2.8まで絞ると文句のつけようがなくなります。
赤道儀で追尾させる場合でも、F2.8で十分なくらいです。

IMGR4514_16p.jpg

こちらはF1.8バージョン。
3枚をコンポしています。やはり固定撮影。
固定新星景ならF1.8辺りが落としどころかなと。
早くも来年のヒメボタルの撮影で使うのが楽しみになってきました。



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