未知の岩壁 [鉱物 (弥彦山周辺)]
貴重な晴れ間を逃したくなく、雪がほとんど積もっていないであろう田ノ浦海岸方面へ車を走らせました。
途中、角田浜の端っこに昨年オープンした「KAKUDA ROCK CRAWLING PARK」に立ち寄りました。
見るからにいろんな種類の岩が積み重なっているので、ひとつひとつ観察してみたいなあと思ってきたのですが、なにせいつ行っても人がいるので入れないでいたのです。
厳寒期の今なら天下御免。
ロッククローリングとは、スズキ・ジムニーやトヨタ・ランクルなどの本格的四輪駆動車を用いて、岩場などの厳しい地形を走破することを競う競技を言います。
思ったより泥がこびりついている岩が多く、興ざめしたので10分弱しか調べなかったけど、碧玉系の岩が多かったでしょうか。いわゆる青玉や赤玉ですね。
たま~に石英脈や方解石が付いているものもあったけど、特に見るべきものもなく、写真は撮りませんでした。
次に白岩観音の立つ岩場へ移動、気になる地形を調査し、さらに隣の海岸へ。
そこはちょっとした岬となっており、急峻な岩場にぶっといロープが垂れ下がっているので、2年前に初めて訪れたときからそのロープの先にどんな地形が待ち構えているのか、気になっていたのです。
雪はこの程度しかなく、探検するには支障にはなりませんでした。
さすがに今の時期は見通しがとても良く、地形が手に取るようにわかります。
雪に半分埋もれているロープを伝っていくと、ほどなく広い斜面に出ました。
傾斜はそこで緩くなり、大きな岩が林立しています。
これはスゴイ・・・
さらに斜面を横へトラバースしていくと、次から次へと奇観が現れます。
中には入らなかったけど、上部にはちょっとした洞窟も。
もちろん天然の穴です。
周辺の岩場もつぶさにチェックしましたが、ノミを使った跡はなし。
とにかく面積が広いので、今回はざっと全体の地形を把握することに主眼を置きました。
なので、歩き回ったのはごく一部。
残念ながら、玉髄(=水晶)脈はひとつも見つかりませんでした。
沸石系も見当たらず。
しかし、とにかく地形がダイナミックなので歩き回るだけでワクワクしっぱなし。
ここはもう1度来なければ。
ここから上部の岩場はまだ未調査です。
帰りは踏み跡を見つけたので、そこを辿って下へ降りました。
すると、その踏み跡は見覚えのある場所へ続いていました。
このルートは出だしがヤブになっているけど、傾斜はロープのあるルートより全体に緩いので、次回はこの新ルートでアプローチしよう!
降りてきたところにある岩場で見つけた、この日唯一の水晶らしい水晶。
あと、近くに薄い板状の玉髄もありました。
近くの海岸ではこんな石を見つけました。
白い部分は方解石、母岩は緑泥石。
石全体のサイズは、男性のこぶしより一回り大きいでしょうか。
奥にある緑っぽい石は玉髄。
部分的に透明な部分もありました。
もうひとつ、サイズは小さいですが、色の付いた水晶を発見。
この海岸では、この形状のものはよく見かけます。
立派な方解石脈が付いている石を持ち帰り、恒例の蛍光実験。
思った通り、長波のUVライトでサーモンピンクに蛍光しました。
間瀬銅山付近で見つかる方解石は、その多くがサーモンピンクに蛍光するようです。
現地では気づきませんでしたが、裏側に横に黄銅鉱脈が走っていました。
やはり間瀬銅山界隈の鉱石では一般的なパターンなので珍しくはないのですが、なんか得したようで嬉しいです。
途中、角田浜の端っこに昨年オープンした「KAKUDA ROCK CRAWLING PARK」に立ち寄りました。
見るからにいろんな種類の岩が積み重なっているので、ひとつひとつ観察してみたいなあと思ってきたのですが、なにせいつ行っても人がいるので入れないでいたのです。
厳寒期の今なら天下御免。
ロッククローリングとは、スズキ・ジムニーやトヨタ・ランクルなどの本格的四輪駆動車を用いて、岩場などの厳しい地形を走破することを競う競技を言います。
思ったより泥がこびりついている岩が多く、興ざめしたので10分弱しか調べなかったけど、碧玉系の岩が多かったでしょうか。いわゆる青玉や赤玉ですね。
たま~に石英脈や方解石が付いているものもあったけど、特に見るべきものもなく、写真は撮りませんでした。
次に白岩観音の立つ岩場へ移動、気になる地形を調査し、さらに隣の海岸へ。
そこはちょっとした岬となっており、急峻な岩場にぶっといロープが垂れ下がっているので、2年前に初めて訪れたときからそのロープの先にどんな地形が待ち構えているのか、気になっていたのです。
雪はこの程度しかなく、探検するには支障にはなりませんでした。
さすがに今の時期は見通しがとても良く、地形が手に取るようにわかります。
雪に半分埋もれているロープを伝っていくと、ほどなく広い斜面に出ました。
傾斜はそこで緩くなり、大きな岩が林立しています。
これはスゴイ・・・
さらに斜面を横へトラバースしていくと、次から次へと奇観が現れます。
中には入らなかったけど、上部にはちょっとした洞窟も。
もちろん天然の穴です。
周辺の岩場もつぶさにチェックしましたが、ノミを使った跡はなし。
とにかく面積が広いので、今回はざっと全体の地形を把握することに主眼を置きました。
なので、歩き回ったのはごく一部。
残念ながら、玉髄(=水晶)脈はひとつも見つかりませんでした。
沸石系も見当たらず。
しかし、とにかく地形がダイナミックなので歩き回るだけでワクワクしっぱなし。
ここはもう1度来なければ。
ここから上部の岩場はまだ未調査です。
帰りは踏み跡を見つけたので、そこを辿って下へ降りました。
すると、その踏み跡は見覚えのある場所へ続いていました。
このルートは出だしがヤブになっているけど、傾斜はロープのあるルートより全体に緩いので、次回はこの新ルートでアプローチしよう!
降りてきたところにある岩場で見つけた、この日唯一の水晶らしい水晶。
あと、近くに薄い板状の玉髄もありました。
近くの海岸ではこんな石を見つけました。
白い部分は方解石、母岩は緑泥石。
石全体のサイズは、男性のこぶしより一回り大きいでしょうか。
奥にある緑っぽい石は玉髄。
部分的に透明な部分もありました。
もうひとつ、サイズは小さいですが、色の付いた水晶を発見。
この海岸では、この形状のものはよく見かけます。
立派な方解石脈が付いている石を持ち帰り、恒例の蛍光実験。
思った通り、長波のUVライトでサーモンピンクに蛍光しました。
間瀬銅山付近で見つかる方解石は、その多くがサーモンピンクに蛍光するようです。
現地では気づきませんでしたが、裏側に横に黄銅鉱脈が走っていました。
やはり間瀬銅山界隈の鉱石では一般的なパターンなので珍しくはないのですが、なんか得したようで嬉しいです。
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