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坑口という名の芸術・草倉銅山滑滝鉱区 (2) [鉱物 (阿賀町・草倉銅山)]

本ヒを採掘していたのが滑滝本口。

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圧巻の佇まい。
どこをどう切り取ったらいいか、わからない。
足をすべらせたら一巻の終わりなので、構図を考えるのも構えるのも全神経を使う。

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それにしても、どうやってあそこまでよじ登ってタガネをふるったのだろう?
軽業師でないと無理な所業。

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対岸にも多くの坑口が見えました。
地質図には第一坑道ひとつしか描かれてないけど、そんなものじゃないです。
これはそのうちの一つで、何やら鉄製の機械が写っています。
拡大します。

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なんだろう?

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かなり上の方に縦長の坑口。
そして視線をさらに上に泳がすと、また別な坑口が目に飛び込んできました。

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おお、これは品ヶ谷銅山の坑口に違いありません。
とんでもない場所にあるんだけど、どういうルートであそこまで鉱夫さんは出勤していたのだろう?

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後日、品ヶ谷銅山のものと思われる坑口を目指して強引に大川前第通洞側からアタックしたのだけど、全く歯が立たず撤退しました。
これはその時写した、角神不動滝”二の滝”。
ルートファインディングを誤り、かなり尾根の下の方に出てしまったのです。
ここは絶壁の中間部なので、もっと高いところを通過しないとならなかったのに。








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