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五十母川最終堰堤へ [鉱物 (阿賀町・持倉鉱山)]

12月11日、9日に引き続いて持倉鉱山事務所跡を目指しました。
ただし、前回と違って今回は昼間の活動。
そして、目的は五十母川の最終堰堤までの旧道の状態を確かめること。
それに付随して、事務所跡から先、何回五十母川を渡渉しないといけないのか、渡渉する場合の水深は?などを調査すること。

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何度来ても、この場所へ来ると身が引き締まります。
どう切り取ったらいいかわからない。
まだ満足の行く写真を撮った試しがありません。

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今回の秘密兵器「かっぱの足」。
トレッキングシューズの上に重ね履きできるレインブーツです。
高さは39cmあり、これより上に水が来なければいいのですが。
ビニール製なので耐久性も心配。

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最終堰堤までは計6回渡渉しました。
これはマストです。
そして、最も水深が深かったのがココ。
事務所跡を過ぎ、一番始めに現れる渡渉地点が最も敷居が高かったです。
左の岩場沿いを行くと股下まで水が来るでしょう。
ぼくは斜めに浅そうな瀬を選んで渡ったのですが、膝まで水が来ました。
流れも早く、沢歩きに慣れていない人はここで詰まるかも。
雪代水の落ち着く5月中旬になれば或いは左の岩場沿いを遡行できるかもしれませんが、5月以降はヤマビルのシーズンに突入するので、そこがネックです。

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事務所跡を過ぎてから、およそ1時間でこの最終堰堤へ着きます。
最初の渡渉以外はスネまでの浅瀬を渡ることができたので、特に困難は感じませんでした。
鉱山道の名残もここまではきちんと残っているので(ただし、ヤブは深い)、道に迷うことはないでしょう。

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最終堰堤直下の河原です。
ここからさらに1.5時間ほど歩くと、持倉鉱山の本坑エリアに着きます。
来春そこへ行くつもりなので、下見を兼ねてここまで来てみたのですが、高低差が少ないためここまではそれほど疲労もありませんでした。
午後1時までずっと小雨模様だったので出発が遅くなり、現地での蛍石探しはできませんでしたが、この河原なんて良さそうですね。
問題はここから先です。
ここから15~20分歩いた辺りから右岸に再び鉱山道が現れるはずなので、そこから鉱山道を歩きます(最終堰堤でいったん鉱山道は途切れます)。
その先、鉱山道が完全に消失している箇所があるので、そこをどう乗り越えていくかが問題なのです。
さて”かっぱの足”ですが、どうもファスナーの防水が甘く、そこから水が侵入します。
実は今日も別な鉱山の坑道内で試してみたのですが、水深15cm以下のところしか歩かなかったけど、あっというう間に水が入ってきました。
といってもほんの1cmくらいなので、トレッキングシューズの内側に染み込むことはなかったのですが、やはりこの製品はおもちゃですね。
長所としましては、意外と耐久性がありました。
この時と今日と合わせて3時間位着用しましたが、どこも破けておりません。
ネットで類似の商品を調べてみると結構出てきます。
そのうち、ファスナー部分の防水がしっかりしていそうな製品を見つけました。
しかもその製品はXXLサイズまでラインナップしているし、高さが42cmと今回使った”かっぱの足”より3cm高いのでより実用度は高そう。
1480円と値段もまあまあなので早速ポチりました。
試すのは来春になると思いますが、その前にお風呂でテストしてみます。




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