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広谷鉱山探訪記 (3)広谷川の渓谷美 [鉱物 (阿賀町・広谷鉱山)]

選鉱場跡の広場へ来る前に、登山道を湯沢の出会いまで歩いてみようと思い、いったんは登山道を上流側へしばらく歩いて行ったのです。
この時点で広谷鉱山の坑口がどこにあるのか、資料には全く位置が記されていないので知る由もありません。
そうこうするうちに、対岸に坑口発見。

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河床に近い河原にかなり大きな坑口。

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今歩いている登山道と同じくらいの高さにも坑口あり。

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これはそこよりやや上流だと思うのだけど、一番下に坑口があり、そこから標高差で多分10mくらい上がった岩場に大きな坑口が待ち受けていそうな地形が見られます。
これはすごい。
あとから思えば、やはりあの選鉱場跡から程遠くない所に実際の採掘現場があったのです。
それにしても、対岸からは樹木が邪魔でごく狭い範囲からしか坑口が見えません。
あと1ヶ月したら、間違いなくこれらの坑口も見えなくなることでしょう。

それで慰霊碑の建つ広場まで引き返し、そこから比較的斜度がゆるそうな斜面を降りていったら選鉱場跡を見つけたという次第。
ここから真下の河原を見ると一見絶壁なのですが、絶対どこかに降りていくルートがあるはずと思い、あちこち探してみたらすぐルートがわかりました。
ピンポイントでそこしかありませんでした。
で、めでたく河原への降下作戦成功。

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予想はしていましたが、本当に美しい渓相で、来てよかったと大満足。
しかし、そもそもここからどのくらい上流に先程見つけた坑口が位置するのか全く見当がつかなかったし、対岸も絶壁に近く登れそうになかったので、取りあえず浅瀬を選んで遡行開始。

IMG_0119.JPG

なかなか坑口は出てきません。
結局、一番奥に見える落ち込みの手前までなんとか行ったのですが、そこがプールになっており、泳がないと突破できないためプールの手前で引き返しました。
おそらく落ち込みを超えて左にカーブすれば、20m先に河床に近い側の坑口が待ち受けているはずと読んだのですが(それで正解でした~2日後に再度アタック、今度は無事坑口までたどり着けたのです)。




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