2024年葡萄鉱山の今 (2) [鉱物 (村上市・葡萄鉱山)]
大切坑です。
鉱山事務所からここまでしっかりとした鉱山道も残っています。
旭坑直下の石垣。
旭坑。
そこからやや離れて大きな坑口。
最初に発見した時、この坑口が旭坑だと思いました。
しかし、その後に入手した資料によると標高差が8mほど違うし、そもそも旭坑はH沢の左岸に位置するので旭坑ではないと判断。
文献には記載のない坑口です。
入坑してすぐ右側に分岐あり。
ほとんど閉塞しかかっていますが、本来は長かったことでしょう。
正面を行くとすぐ行き止まりになるのだけど、そこにちょっとした広場があり、このように多数の坑木が打ち捨てられていました。
ひょっとして、立坑の入口だったりして。
川を挟んで対岸に坑口らしきものが3つほどありました。
すべて埋没していたけど、どちらかがA坑、どちらかがB坑と思われます。
謎の大きな坑口の近くに、もう一つ坑口が。
下に向かって開口しています。
内部はこの通り。
やはり土砂が堆積していて、入ったとしても匍匐前進がマストとなるような。
坑道の向かっている方向は、先の大きな坑口を向いているので、もしかすると右側の枝坑道と合流しているのかもしれません。
ちょっと自信ないけど、これは葡萄第1坑。