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奥へ、もっと奥へ [ヒメボタル 2023 (下越)]

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ここは本ブログでは今年初登場の森。
既に最近2回訪れていますが、昨年8月の豪雨の影響か、それほど現れてくれなかったためブログには特に写真はアップしなかった場所。
7月6日、気温が一気に上昇したこの日、山全体にヒメボタルの光が復活しました。
とはいえ、最初にカメラを構えた谷側斜面は静かだったので、途中でホタルが活発に行き交っていた林道を中心に捉える構図に変更。
その後、谷側の斜面もそこそこホタルが回遊してくれたのでそのままにしておくべきだったかなと少し後悔。
それにしてもこの日の乱舞はすごかった。

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翌日も同じ森へ。
ただし、この林道(今は使われておらず、入口にロープが貼ってあるためそこから歩きになります)のさらに上部の山側斜面に向けてカメラを設置。
昨夜はここまで撮影中に歩いて下見しており、この辺りまで回遊していたのです。
ところが不思議なことに、7日は昨夜乱舞が見られたもっと下手の方の林も含め、ホタルの数は5~6割減っていました。
同じポイントへ通い詰めると、日によって毎回異なるドラマが繰り広げられるので、それはそれで非常に勉強になります。
2回通っただけじゃダメ。
3回通うとかなり”学び”があります。

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もう1台のカメラはこれまたお初の、背後の谷側へ向けてみました。
ここは先日もほとんどホタルの光は見られなかった場所なのだけど、川まで結構距離も高度差もあるため、カメラだったら肉眼では見えなかったホタルの光跡も捉えられるかもしれません。
7日は生息調査というスタンスでしたが、このように思ったより多くのヒメボタルの光跡が写ってくれました。
谷側はビジュアル的にも美しく、ここをホタルが飛ぶだから最高です。
来年もまた来たい。



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