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美しき白銀の世界 [星景写真(新発田市)]

からりと晴れ渡った21日、昼間のハイキングで疲れている身体にむち打ち、二王子山麓へと向かいました。
ところが、思っていたより雪の壁が高く、もちろん枝道は除雪されているはずもなく、ポイント探しに右往左往。
結局道路から撮ったのだけど、5分に1回は車が来るので、連続撮影7~8枚がいいとこでした。

IMGL0686_0693p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (35mmにて)
Kenko プロソフトン クリア使用

あえて半月が出ているこの日に山麓へ向かったのは、ニノックスのナイター照明が見られなかったからです。
ほんまかいなと思いながら山麓へ来てみると、あれ、本当にライトが消えている。
今年は第2クワッドリフトを動かしていないので山頂駅の明かりが消えているのはわかるけど、レストハウス周辺も真っ暗。
HPを見てもナイターの営業日の記載はありませんが、おそらく金土日と祝日だけの営業なのでしょうね。
これは素晴らしい!
冬はまだまだ続きます。
来月になれば早朝には天の川が稜線を這うように上ってくるし、雪山星景を存分に撮れそうです。
35mmの画角で撮った上の写真、特に目立つ星座は写っていませんが、いいんです。
鉄塔が邪魔ではありますが、昔からの雪景色~自然光だけの~がそこにあるのですから。

IMGL0717_0722p.jpg

場所を変えて、こちらは17mmで撮影。
先日買ったプロソフトン クリアを使ってみました。
天の川が出ていれば使うことはありませんが、地味な星座メインの冬は使い勝手がありますね。
にじみ具合が丁度よく、これは重宝します。
月明かりが外灯による光害を緩和してくれるので、外灯でさえも良いアクセントに変身します。
レンズの収差で、シリウスの形が真円でないのはご愛嬌。
次の新月期が楽しみです。



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東赤谷の星空 [星景写真(新発田市)]

五十母川がダメだったので、次に向かった先は東赤谷。
天気がいいので星見に切り替えです。
といってもどこで撮ろうか、アイデアはなかなか湧いてこず、とりあえず滝谷森林公園付近の山中で場所探ししようかなと。
それであちこち歩き回っていたら、格好の場所を発見。
そこからは左手に焼峰山、中央奥に蒜場山の稜線の一部、右手に俎倉山を一望できるのです。
つまり、飯豊連峰前衛の山を一網打尽にできます。
北東~東にかけてのスペシャリスト。

IMGL0567_577p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS USM (24mm・固定撮影)

滝谷森林公園が左手の森の中にありますが、ここまで外灯の明かりは届きません。
限りなく光害はゼロです。
正面が焼峰山。
このあとすぐオリオンが昇ってきました。
ますますシーイングが良くなってきたので、あたふたとポタ赤を設置し、追尾撮影開始。

IMG_0658_672P1.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS USM (24mm・追尾撮影)

右から俎倉山、蒜場山付近の稜線、左に焼峰山。
星空部の総露出時間は前回同様約20分ですが、前回より散光星雲の発色が良くなりました。
アトラス彗星も写っております。
(ただし、35mm側に比べると24mm側は周辺部のコマ収差が多い。)
同じ構図で固定撮影バージョン(Sequator利用)も撮ってみましたが、全然クオリティーが違います。
追尾撮影の良さを新たに認識したのでした。
ところで、東赤谷と言えば赤谷鉱山で働く人達が住んでいた鉱山集落でした。
ぼくもかすかに東赤谷集落の記憶が残っていますし、赤谷線に乗車し、東赤谷駅で降りたことも2回ほどあります。
当時のことに思いを馳せながらのスターウォッチングでした。




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二王子神社旧参道からの星空 [星景写真(新発田市)]

IMGC0535_0552p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L (35mm)

14日、最初高坪山の東側、標高180mにある展望地へ行ったのだけど、杁差岳~二王子岳にかけての稜線上に目立つ星座が位置していなかったので場所移動を余儀なくされました。
2箇所点々としながら、結局落ち着いた先はここ。
標高130mと決して高くはありませんが、山麓を幾重にも南北に走っている送電線ラインより内側(山頂側)に位置しているので邪魔者はいない(笑)。
ここまで来ると麓の集落の光害とは無縁になるし、スカッと晴れた好天の元、今年1,2を競う満点の星空に恵まれました。
写真はいわゆる新星景の手法で撮影し、星空部は追尾しています。
本当は総露出時間40分のつもりで撮影したのだけど、半分近くの最初のコマがガイド不良なのかどこかに緩みがあったのか段々状に流れてしまい、使えたコマの総露出時間は22分でした。
それでもこれだけ写れば十分。
昨今流行りのStarNet++を使えばもっと散光星雲の色が出るのだろうけど、まだ使ったことがありません。
そのうち暇なときにじっくり取り組んでみたいとは思っていますが。
尚、この写真は一部お絵描きしています。わかる人にはわかる。
まあ、心象風景の映像として見て下さい。


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焼峰山に昇るオリオン2 [星景写真(新発田市)]

12日、夕方になっても快晴が続いたので、10月22日の記事の場所と同じところ(新発田市の山中)へ出撃。
しかしなんだか眠い空で、SCWの予報が当たったような予感・・・
今回はポタ赤を持ってきたので、超久々の追尾撮影。
しかし極望を忘れてきてしまったので、ISO3200という高ISOでの撮影となりました。
レンズも今回は標準レンズ(45mm)なので、流さないよう1分での露出。
いつものことながら着いたのがギリギリだったので、ゆっくり露出テストを行う余裕がありません。
なので、セーフティーで1分露出(ISO3200,F4.0)。
現地に着いた瞬間、前回よりさらに内の倉ダムの明かりが焼峰山の山肌に向かって伸びているような気がしたのですが、実際問題、想定より明るく写ったので、やはり光害はかなりあると言わざるをえません。


IMGL0491_0527p.jpg

EOS R改 + TAMRON SP45mm F1.8 VC
(星空部の総露出時間25分)

画像処理をしてみると過去最強クラスの緑被りに見舞われ、補正しまくってやっとこの程度。
やはり微妙にもやっていたのでしょうね。
帰る頃にはかなり天頂のコントラストが上がったのですが、バーナードループも全然出てないし、流れ星は1個しか見ることができなかったし、なんか釈然としない夜でした。
う~ん、新発田市から手軽に行ける星見スポットなのですが、もっと山奥へ行かないといけないのかなあ・・・
あえて成果を挙げるとするなら、M35の存在に気づいたこと。
左上の端っこの方に大きな散開星団が写っていたのですが、調べてみるとこれがM35でした。
これは美しい!
今度双眼鏡でじっくり眺めなければ。






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焼峰山に昇るオリオン [星景写真(新発田市)]

10月20日、最初はいつもの二王子山麓、長峰原の丘へ向かいました。
まだオリオン座は昇ってきていなかったけど、なにせ久々の星空なので取りあえず二王子岳をバックに広角レンズで星景写真を撮りました。
しかし、なんだか眠い空。
写りを見ると、いつになく緑被りがひどいような。
結局、自宅で画像処理してみるとやはり被りが過去最大級で補正しきれないので、その写真はボツに。
山麓の外灯がどんどんLED灯に置き換えられてきましたが、その影響でしょう。
早めにこの場所は切り上げ、次なる場所へ移動。

IMGC0432_0444p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (17mm)

こちらも内の倉ダムのダムサイトを照らし出している強力なライトと、中々山や赤谷の光害が年々きつくなってきていますが、長峰原から見る二王子岳よりはマシ。
オリオンの真下にあるピークが焼峰山(1085m)です。多分。
さすがにやや眠い空での固定撮影ではバーナードループは写りませんね。
次回はじっくり追尾撮影してみたいものです。

IMGC0447_0456p.jpg

同じ場所から背後の空~阿賀野市や新潟市方面の光害バック~を焦点距離20mmで撮影。
こちらはレンズを向けた方向の至近距離に集落がないため、緑被りが出ませんでした。
相対的な明るさは明るいんだけど、画像処理はラク。
意外な発見。




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二王子神社旧参道一本杉からの星空 [星景写真(新発田市)]

16日夜、二王子神社旧参道の途中に立つ”一本杉”へちょこっと行ってきました。
何年か前、2回に分けて二王子岳登山口に鎮座する二王子神社へ通じる旧参道を全線踏破したことがあります。
まだ自動車がなかった時代、二王子権現への信仰登山華やかなりし頃、一本杉(鉾立杉ともいう)前に茶屋があったとのこと。
一本杉の下には「南無阿弥陀仏」と刻まれた江戸時代の石碑が建っており、近くに石灯籠などもかろうじて一基残っています。
初めてここへ来たのは高校2年のとき、ですからもう40年以上前になるのですが、そのときから一本杉前のこの小広場に魅せられ、以来何十回も来ています。
旧参道についてはぼくの以前のブログで取り上げていますので、興味ある方はどうぞ。
http://carlossato.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-87e5.html

また、にのうじ童子さんのHPでも古写真をまじえ、詳しく取り上げられているので同様にリンクを張っておきます。
http://blog.livedoor.jp/toronevent2303/archives/50362434.html

IMGL0310_318p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (15mm・共通)

旧参道入り口は右手です。
一瞬でしたが、最高の星空でした。
カシオペア座のハート星雲もうっすら写っているのだけど、なにせ星がピンぼけなので心眼で観ればの話。

IMGL0330_339p.jpg

石碑の後ろの大木が一本杉。
現地には20分しかいなかったのですが、着いたときに快晴になり、帰るときには雲が湧いてきました。
ありがたいことです、撮らせていただきました。感謝。
それはいいけど、ひとつ大失態!
無限遠のピントが合っていない・・・
旧参道、この先数十メートルでいったん途切れるのだけど、完全復活させれば十分観光資源になると思うのですが。
二王子神社側には太鼓橋や灯籠杉もまだ残っているし、本当にもったいないと思います。




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待望の星空 [星景写真(新発田市)]

あまり確信はなかったけど、12日、取りあえずいつもの二王子山麓へ向かいました。
非常に風が強かったので赤道儀は設置せず、固定撮影で対処。
思ったより雲が少なく、これならOK。
EOS R改の本格星空デビューです。

G04A0232_239p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (19mm)

今回はすべてC-RAWで撮りました。
これで1枚あたりのファイルサイズが23.6MB。
RAWとどれだけ画質に違いが出るか試してはいないけど、これで十分かなあ。
このRFレンズ、やはり星像が安定しています。
周辺減光は大きいけど、DPPである程度補正が効くので(ここでは周辺光量50%で調整)許容範囲。
尚、正面に見えている山塊は五頭連峰です。

G04A0276_285p.jpg

こちらの焦点距離は21mm。
5~6年ぶりに夜の滝谷新田へ来てみました。
右の小ピークは要害山(292m)。
さすが改造機、わずか12秒の露出でも、カリフォルニア星雲が写ってくれるのが嬉しい。
やはり前回来た時の記憶より、内の倉ダム方面が明るくなっている・・・
さきほどの場所よりは風が弱いけど、まだまだ赤道儀を設置する気にはならないほどの風が吹いています。
稲穂がたわわに実り、風に吹かれてたなびく様に秋の訪れを予感させます。
この場所は今の時期、プレアデス星団を撮るのにもってこいの場所だと当時感想を抱きましたが、やはりプレアデス星団を観望するには最適です。

実はこの直前に内の倉ダム直下にある赤谷発電所へ立ち寄ったのですが(40年ぶり?くらいでした!)、予想はしていたものの外灯がやたらめったら多く、とてもカメラを出す気にはなれませんでした。

G04A0295_302p.jpg

最後に五十公野の桝潟へ立ち寄りました。
焦点距離は17mm。
左の外灯の影響をモロに受けている山を除けば、全体的にはそれほど明るさは感じることはなく、そこそこコントラストの高い星空を見ることができました。
白鳥が飛来する時期になると面白いのではないでしょうか。



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新発田城星景の可能性 [星景写真(新発田市)]

6日夕方、弥彦山から帰ってきてすぐ二王子山麓へ向かったのだけど、雲が多く撮影を断念。
それから試しに新発田城へ立ち寄ったのですが、その頃には雲がかなり取れており、夜空のコントラストも上がっていたので久々に新発田城の夜景を撮ってみました。

G04A0191p.jpg

EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (共通)

今の時期はライトアップがされておらず、意外と暗かったです。
既に月は昇っていますが、もし月がなかったら北の天の川の輪郭がはっきりわかるほどの星空が写せそう。
数枚連射してあとでSequatorで合成することも頭にありましたが、さすがに明るいのでその必要性は感じず、すべて1枚撮りで済ませました。

G04A0197p.jpg

左側の城址公園内に何本か外灯が立っているくらいで、北方向は本当に暗い。
もうちょい左側に移動すると公園の外灯も視界から消えるし、真正面にカシオペアが横たわるので、次回はその構図を試してみよう。

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時系列的には逆になりますが、初めて弥彦スカイライン沿いにある”佐渡見台”へ行ってきました。
ここに坂井銅山の記念碑が立っており、それを見たかったのです。
この高台の先端まで歩くと(ほんの5mくらい先)、佐渡が目の前にバーンと現れます。

G04A0179.jpg

やや草丈が高いですが、ぎりぎりセーフ。
絶景です。
帰宅してステラでシュミレーションしてみたら、来月の新月期、割と早い時間帯に真正面に天の川が沈んでいきそうです。
今月でも大丈夫かなと思うけど、弥彦スカイラインは23時以降クローズされるのでそれまで下山しなければなりません。
いずれにせよ、条件が揃えば一度は星景写真を撮りに来てみたい優れた展望地だと思いました。
(車は佐渡見台入り口から20~30m下側にある路肩に停めるといいでしょう。2台くらい駐車可。)







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月明かりもまた良し [星景写真(新発田市)]

5日夜、空の半分くらいは雲に覆われていたけど、構わず海岸線(胎内市の村松浜周辺)へ向かいました。
途中、通った加治川の橋の欄干の外灯が点いていないことに気づき、まずはそこで撮り始めました。
結局そこで40分くらい居座り、十分満足したので胎内市の海岸には行かずじまい。

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EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (共通)

前回もそうだったけど、今回もすべてjpegでの撮影です。
HDRモードなども試してみたかったので、結局RAWは使わなかった(まだ一度も使っていない)。
あくまで直感だけど、2ヶ月前まで使っていた6D Mark IIより2~3割ほどダイナミックレンジの幅が広いような気がします。

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HDRモードでは3枚連射し、それを合成するのですが、単写でもほぼ変わらない画質を得ることができました。
いずれの写真もフォトショでコンストラスを上げていますが、白潰れが発生せず粘ってくれます。
これは楽しい。

G04A0151p.jpg

橋の付け根(背後50m先)に信号機があり、この赤は信号機の赤いライトの影響です。
信号機が緑に変わると、赤い部分が緑に被って写ります。
両方とも撮りましたが、赤の方が新鮮に見えるのでこちらを採用。
正面に、天の川がかすかに写っているのがおわかりになりますでしょうか、中央から左斜下方向にかけて。
星像に関して言えば、EOS 6D Mark IIとセットで使っていたEF16-35mm F2.8L III より、周辺部の星像は確実にこちらが上です。
まだ2つの焦点距離しか試していないけど、期待以上の良像でした。
おととしだったかちょっとだけ使っていたシグマの14-24mm F2.8 artよりもいいと思います。
もうひとつ、フォトショで画像処理していて嬉しいサプライズが。
ぼくのフォトショのバージョンはCS6なのですが、レンズ補正のデータにEOS RPとの組み合わせでRF15-35mm F2.8Lのそれが用意されているのです!
このレンズ補正で周辺光量補正をさらにかけてあげると、jpegでも、RAWで撮ってそれにDPPで100%周辺光量補正をかけてあげるのと同等の効果を得ることができることがわかりました。
ここではそこまで補正をかけていませんが。





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プレアデスへの帰還 [星景写真(新発田市)]

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EOS 80D + EF16-35mm F2.8L III

今、ひとつの魂がプレアデス星団へと旅立った。
ひょっとしたら、あなたも地球へ転生してくる前はプレアデス星団がふるさとだったのかもしれない。
(新発田市打越)



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