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やまびこ通りの沢の石英たち [鉱物(阿賀野市)]

五頭山麓にある通称”やまびこ通り”の林道を走ると、途中何本か沢に出会います。
この林道の起点である砂郷沢はまだ遡行したことがないのですが、それ以外の沢は計4本、くまなく遡行しました。
もちろん目的は水晶探し。
五頭山は花崗岩でできているので、山麓を流れる無数の沢のほとんどで石英や碧玉を観察することができます。
しかし、自形結晶化した水晶となると、ある場所は限定されてしまいますが。
さて、8日に訪れた沢はまだ遡行したことのない未知の沢。
といっても本当に細い沢で、全長も短く、遡行という言葉を用いるのは大袈裟です。
しかし、えてしてそういう小沢にお宝が眠っていることが多い。
さて、今回はどうだったか?

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入渓してすぐ、ペグマタイト由来の石英があちこちに転がっているのが目に入りました。
これはスゴイ、楽しい!

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そこそこ透明感を感じられる石も多く、サイズも2~3cmから15cmの大きさのものが主体で、なんか親しみを感じます。

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渓相はこんな感じ。
もう源頭が近いです。

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柱面の発達したポイント形状の結晶はなかったけど、途中からどうでもよくなりました。
結晶が生きているんです。
震えているし、呼吸をしている。
これに比べたら、パワーストーンショップに陳列されている石は9割方”ジャンクストーン”と言えるでしょう。
これが本物のパワーストーン。






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