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折居川水系南俣沢へ [鉱物(阿賀野市)]


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おそらく五頭山界隈で最も足繁く通い詰めたであろう折居川水系。
しかし、沢屋さんが訪れる南俣沢だけは行ったことがなかったのです。
19日、ようやく念願の南俣沢へ。
といっても鉱物(水晶)探しが目的なので、脈がなければ早々に引き返す予定。

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林道から南俣沢へ降りる地点で、林道沿いに大きな岩壁が出てくるのですが、そこに石英脈が見られました。
右下から中央上部に向かって脈が走っています。
そして、中央下部には大きな窪みがあり、そこにびっしりと石英が露出していました。

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ただ、ちょっと風化しています。
透明感もありません。
岩を切り崩していけば或いは新鮮な結晶が出るかもしれないけど、可能性としては低そうです。

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ここがセイジョ沢(左側)と南俣沢(右側)の合流地点。
すぐ右側に堰堤があり、そのせいでこの辺りの河原は砂に埋れています。

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30mも歩くと一気にダイナミックな渓相となり、本格的な沢歩きとなります。
地形図に堰堤マークが2つ描かれていますが、どちらも右岸から巻きました。
これが結構きつかったです。

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大きなカリ長石の岩盤。
でも、花崗岩地帯らしい鉱物はくれくらいで、ある程度透明度がある石英はほとんど出てきません。
折居川水系はわりと石英の多い川なのですが、この沢は下流~中流部に限って言えば外れでした。

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次から次へと出てくる小滝や落ち込みはほとんど直登可能。
沢屋さんの遡行記によると、上流部は難易度の高い登攀が強いられるそうなのですが、この辺までは問題なし。

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さすがにここは右岸から高巻きましたが。

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今回のUターン地点。
1.5mほどの落ち込みなのだけど、右は深い釜を湛えており、突破するなら中央部。
しかし水量が思いのほか多く、太ももまでガッツリ濡れそう。
地質に変化はないことだし、ここで見切りをつけて引き返しました。
帰りに、本流の標高270m付近で左岸に出てくる大岩壁の付け根を探索したけど、ここも石英脈なし。
このエリアで地図上に出てくる破線は、今はもう廃道になっている道です。
痕跡も部分的にしか出てこないし、夏場は猛烈なヤブに覆われるので人を寄せつけません。
しかしながらヤマビルには出会ったことがないので、探検には適した環境が保たれていると言えるでしょう。




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