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赤谷鉱山点描その5 [鉱物 (新発田市・赤谷鉱山)]

とうとうA鉱区の核心部へ到達しました。

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紅葉真っ盛り。良き。

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この絶壁の下に坑口。
しかし崩落していたけど。

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ここへ人が入るのはン十年ぶりではないだろうか。
銅鉱床の名残か、エメラルドグリーンをしている岩石が多い。

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竪坑発見。
天井はとんでもなく高く、25~30mくらいありそうでした。
真上にレンズを向けて撮っています。
穴を塞ぐ構造物も気になります。
坑内図にも地質図にも載っていない謎の空間。

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エメラルドグリーンの斜坑が続く・・・

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ところどころ見られるマラカイトも、非常に色が濃いです。

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別な坑口の入り口。
泥はたっぷり水分を含んでおり、水深?は15~20cmほどありそうでした。
足跡も付いていません。
処女地に足を踏み込む勇気はなく、写真を撮るだけ。

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山中で謎の建造物を発見。
あとで、各種鉱山施設名が記載されている地質図と照合してみたら、どうやら繰込場のようでした。
(繰込場とは、鉱夫が当日の作業指示を受けるために集まる集合場所のこと。)

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繰込場内部。
出口から向こうは急斜面となっており、鉄パイプの手すり付きの道が付いています。
そこを下った先にB沢詰所が出てくるはず。
このような鉄製のかまぼこ型の建物だったら残っている可能性があるけど、木造だったら跡形もないでしょう。
地表にはまだまだ人知れず様々な産業遺構が眠っているので、それらを掘り起こしていく作業の方が鉱物探しよりワクワクするかも。


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