間瀬銅山本坑エリアの全貌 (4) [鉱物 (弥彦山周辺・間瀬銅山)]
4月14日の記事で一番最後の写真の坑口を探すべく、間瀬銅山本坑エリア上部へ。
地形が思ったより急峻で、樹木もそれなりに密生しており、発見するのにかなり時間を要しました。
坑口は絶壁に近い斜度80度ぐらいの大岩壁の途中に開口しており、過去4年間に訪れた中で、最も坑口へたどり着くのに苦戦しました。
坑口前にスペースはほとんどなく、正面に立てません。
入ってすぐの光景。
この近くで見つけたもう一つの未知の坑口より広いです。
というか、ここの坑道は万才坑に次ぐほどの規模だったです。
壁が青白くなっているのは、色温度がちょっと高いフラッシュライトを当てたせい。
途中から二段構造になりました。
ここは天井が高いので背伸びできますが、それまでは(そしてこの先も)高さが1.5mくらいしかないため、身長182cmのぼくは前かがみになって歩かないといけません。
これが結構ツライ。
そして、30mくらいで終わるだろうと思っていたこの坑道、歩けど歩けど終わりが見えてきません。
上段部分。
もう100m以上歩いてきています!
二段どころか、三段構造になっている箇所もあり、さらには下層階の存在が判明。
しかし坑道は左右に分岐することはなく、ひたすら真っ直ぐ前進あるのみ。
上の写真の坑道も、この先右側にゆるくカーブして続いていました。
一応、ここがぼくの最終到達地点になります。
奥の方の上層階。
二段構造の上層部はずっと連続しているわけではなく、2~3箇所に分断しているようでした。
それにしても、下層階にしろ上層階にしろ、どうやって侵入していたのでしょう?
ハシゴがあればいいのですが、何も坑内には見当たらず。
結局100~120mくらい歩いたところでUターン。
途中から垣間見えた下層階が、非常に脆そうな構造の上に成り立っていることがわかり、これ以上進むのは危険と判断したからです。
従って、坑道の全長は不明なまま。
もう一つの疑問は、この坑内で採掘した鉱石をどのように鉱山集落まで運んだのか、ということ。
この坑口は80度の絶壁の途中に開口しており、左右からなんとかトラバースできますが、非常に微妙なバランスが要求されるため、何十キロもの鉱石を背負って歩くのはさすがに考えられません。
鉄索があればいいのですが、鉄索の痕跡はありません。
いろんな意味で、なんとも不可解な坑口・・・
間瀬銅山、一般に知られている以上に謎に満ちています。
地形が思ったより急峻で、樹木もそれなりに密生しており、発見するのにかなり時間を要しました。
坑口は絶壁に近い斜度80度ぐらいの大岩壁の途中に開口しており、過去4年間に訪れた中で、最も坑口へたどり着くのに苦戦しました。
坑口前にスペースはほとんどなく、正面に立てません。
入ってすぐの光景。
この近くで見つけたもう一つの未知の坑口より広いです。
というか、ここの坑道は万才坑に次ぐほどの規模だったです。
壁が青白くなっているのは、色温度がちょっと高いフラッシュライトを当てたせい。
途中から二段構造になりました。
ここは天井が高いので背伸びできますが、それまでは(そしてこの先も)高さが1.5mくらいしかないため、身長182cmのぼくは前かがみになって歩かないといけません。
これが結構ツライ。
そして、30mくらいで終わるだろうと思っていたこの坑道、歩けど歩けど終わりが見えてきません。
上段部分。
もう100m以上歩いてきています!
二段どころか、三段構造になっている箇所もあり、さらには下層階の存在が判明。
しかし坑道は左右に分岐することはなく、ひたすら真っ直ぐ前進あるのみ。
上の写真の坑道も、この先右側にゆるくカーブして続いていました。
一応、ここがぼくの最終到達地点になります。
奥の方の上層階。
二段構造の上層部はずっと連続しているわけではなく、2~3箇所に分断しているようでした。
それにしても、下層階にしろ上層階にしろ、どうやって侵入していたのでしょう?
ハシゴがあればいいのですが、何も坑内には見当たらず。
結局100~120mくらい歩いたところでUターン。
途中から垣間見えた下層階が、非常に脆そうな構造の上に成り立っていることがわかり、これ以上進むのは危険と判断したからです。
従って、坑道の全長は不明なまま。
もう一つの疑問は、この坑内で採掘した鉱石をどのように鉱山集落まで運んだのか、ということ。
この坑口は80度の絶壁の途中に開口しており、左右からなんとかトラバースできますが、非常に微妙なバランスが要求されるため、何十キロもの鉱石を背負って歩くのはさすがに考えられません。
鉄索があればいいのですが、鉄索の痕跡はありません。
いろんな意味で、なんとも不可解な坑口・・・
間瀬銅山、一般に知られている以上に謎に満ちています。
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