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月明かりもまた良し [星景写真(新発田市)]

5日夜、空の半分くらいは雲に覆われていたけど、構わず海岸線(胎内市の村松浜周辺)へ向かいました。
途中、通った加治川の橋の欄干の外灯が点いていないことに気づき、まずはそこで撮り始めました。
結局そこで40分くらい居座り、十分満足したので胎内市の海岸には行かずじまい。

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EOS R改 + RF15-35mm F2.8L IS (共通)

前回もそうだったけど、今回もすべてjpegでの撮影です。
HDRモードなども試してみたかったので、結局RAWは使わなかった(まだ一度も使っていない)。
あくまで直感だけど、2ヶ月前まで使っていた6D Mark IIより2~3割ほどダイナミックレンジの幅が広いような気がします。

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HDRモードでは3枚連射し、それを合成するのですが、単写でもほぼ変わらない画質を得ることができました。
いずれの写真もフォトショでコンストラスを上げていますが、白潰れが発生せず粘ってくれます。
これは楽しい。

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橋の付け根(背後50m先)に信号機があり、この赤は信号機の赤いライトの影響です。
信号機が緑に変わると、赤い部分が緑に被って写ります。
両方とも撮りましたが、赤の方が新鮮に見えるのでこちらを採用。
正面に、天の川がかすかに写っているのがおわかりになりますでしょうか、中央から左斜下方向にかけて。
星像に関して言えば、EOS 6D Mark IIとセットで使っていたEF16-35mm F2.8L III より、周辺部の星像は確実にこちらが上です。
まだ2つの焦点距離しか試していないけど、期待以上の良像でした。
おととしだったかちょっとだけ使っていたシグマの14-24mm F2.8 artよりもいいと思います。
もうひとつ、フォトショで画像処理していて嬉しいサプライズが。
ぼくのフォトショのバージョンはCS6なのですが、レンズ補正のデータにEOS RPとの組み合わせでRF15-35mm F2.8Lのそれが用意されているのです!
このレンズ補正で周辺光量補正をさらにかけてあげると、jpegでも、RAWで撮ってそれにDPPで100%周辺光量補正をかけてあげるのと同等の効果を得ることができることがわかりました。
ここではそこまで補正をかけていませんが。





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EOS R ファーストライト [撮影機材関連]

9月2日、ハヤタカメラさんに改造を依頼していたEOS Rが戻ってきました。
予定より1週間以上早くやってもらったので、感謝しかありません。
その間にレンズ(RF15-35mm F2.8L IS USM)も届いたし、いざ、ファーストライト。

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宝光寺にて。

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こちらは清水園前。

1枚目は三脚使用、2枚めは手持ち撮影です(若干ぶれていますが)。
6D MK2に比べると明らかに階調が豊かで、絵に立体感があります。
高感度撮影時のローパスフィルターの効きが弱い感じで、絵がシャキッとしている。
ちょっと感動。
もっと早くミラーレス機に移行すればよかった。
以下、インプレです。

1.操作性は、わかっていたことではあるがキャノン機にしてはイマイチ。
しかし1時間使えば慣れる。基本的にはM5路線の延長にある感じ。
ファンクションバーは使いにくく、結局オフにした。

2.夜間のファインダーの視認性は予想以上によかった。
夜空もくっきり見える。これなら星景写真でも十分使える。

3.高感度ノイズについてはまだ厳密にテストしていないが、スナップ写真で写してみた限りではISO3200では全然画質の劣化は感じられず、ISO6400でも躊躇なく使えるレベル。6D MK2より2割ほどいい感じ。

4.液晶モニターが3.15インチとちょっとだけ大きいので、使っていて快感。
ファインダーの見え味は、夜間に限ればさすがにカクカクするけど、光学ファインダーに比較して明るく見えるのでトータル的にはOkだし、許容範囲。

5.まだ夜間しか使っていないが、色味はかなりノーマル機の色合いに近い。もっとも、これは人工光源下においての話だが。
AFの精度は未確認だが、これなら昼間の撮影~風景やスナップ用途~なら十分使えるのではないか。

6.初めて使うRFレンズである15-35mm F2.8L は、ズームのトルクやフォーカスリングの滑らかさなど、文句のつけようがない完成度の高さ。15mmスタートなのはやはり素晴らしく、ISの効き具合もまあまあ。
夜間スナップもすべて手持ちで行える。早く実際の星空で星像をテストしてみたい。
レンズのボディーに距離指標は付いていないが、MFの場合ファインダーに距離指標が表示され、これがとても見やすい。これなら迷うことなくEF16-35mm F2.8L III USMをお嫁に出せる。

7.コントロールリングはないほうがいいと思うが(位置的に先端すぎる)、取り敢えず露出補正の機能を割り当ててみた。これはこれで慣れれば使いやすいかも。

8.RF15-35mm F2.8L ISは、過去使ってきた広角ズームの中で最もフレア&ゴーストに強いレンズだとわかった。この点も称賛に値する。




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かつてそこに生活があった [旧市街(新発田市)]

本来なら新発田祭りの最終日である29日以降も、夕方になると旧市街を歩き回っていました。
残念ながら天候が不順で、15分間隔で雨が降ったり止んだりの繰り返しの日も。
それはそれで晩夏らしくてよかったのですが。
2014年に隅から隅まで新発田の旧市街を探索しましたが、この6年間の間にやはりというか、かなり様変わりしていました。
確実に空き地が増え、前回訪れた時は明かりが灯っていた古い家が空き家になっていたり・・・
それでも、やっぱり旧市街の散策はいいものです。
自分の原点に立ち還るような感覚を得ることができ、この町への感謝の念が沸き起こってきます。
ありがとう、名もなき路地裏よ・・・

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大正~昭和32年にかけて遊郭が置かれていた旧三宜町周辺(御幸町2~3丁目)には、車が通れない狭い路地がそこかしこにあります。
それらを訪ねて歩くのも楽しいものです。

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ここは40年前のまんま。
この路地の先には家庭裁判所の裏庭(=テニスコート)があったのです。
その裏庭はぼくの縄張り?で、前庭同様、友人たちと毎日のように野球をしたり、木登りをしたりして遊びました。

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大栄町の一角。
傾きかけている2階部分。

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大野屋商店裏の路地。
トンボの看板がまだあり、うれしくなりました。

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その近くに花園を発見。
6年前の探索では存在しなかったお花畑。
素晴らしい!

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御幸町のとある路地。
今回はじめて発見。

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おっかなびっくり進んでみます。

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さらに奥へ。
いや~、ドキドキした~。
突き当りを右へ曲がると、この廃屋の裏まで行くことができたけど、そこで行き止まりでした。

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再び大栄町の裏通り。
前方にちらっと見えるのは新発田市役所。

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大栄町1丁目の商店街のメインストリート。
30年前の面影は全くなく、日没時を過ぎ、薄暗くなっても人家に明かりが灯ることはない。
左手一番奥に田上家商店があり、その手前隣に昔は吉井衣料品店がありました。
小学2年のときによく遊んだ友達の一人に吉井くんという人がいるのですが、彼がこの吉井衣料品店の店主のお孫さんで、ぼくは一度だけ吉井くんと一緒に吉井衣料品店へ遊びに行ったことがあります。
吉井くんはのちに中学校の先生になったと風の噂に聞きましたが、元気かなあ。
昔の住宅地図を見ると、田上家商店から和田雑穀店の間に、さらに吉井衣料品店、飯島縫製、ケーキのアンデルセン、小林衣料、松井商店が連なっていたのです。

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大栄町1丁目のメインストリート沿いにいつしか生まれた空き地から、市役所方面を望むの図。

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ラストは我が家の斜め迎えにあった新発田カトリック教会。
我が家は新しい道路敷設に伴い撤去されたので既にないのですが、カトリック教会は今でもそこにあります。
昔から関係者以外の人間の敷地内の出入りに関しては鷹揚ではなく、聖母幼稚園のグランドへ遊びに行く際、近道だった教会の敷地をよく横断したものですが、牧師さんに見つかるといつも怒られました。
今も周囲は鉄柵で囲まれており、自由に立ち入ることはできません。
なので、個人的にはこの教会に対して少し複雑な思いを抱いているのです。




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