SSブログ

崖松の核心部 [大自然(下越)]

間瀬銅山入り口の海岸に、岩場だらけの岬があります。
それが崖松(古地図では崖松山と記載されている)。
今年に入ってから、早くも3回目の訪問。
26日、前回は緩斜面に10cm近く積もっていた雪もすっかりなくなっており、探索にはもってこいの条件です。

IMG_6923.JPG

この辺りが核心部でしょうか。
見渡す限り岩また岩。
それでいて斜度は比較的緩やかなので、それほど危険はありません。
もっとも、軽登山靴ぐらいは必修ですが。
(あ、この場所、前回も写真撮った場所だ。やっぱここが一番絵になるからなあ・・・)

IMG_6926.JPG

ここがその上の斜面。
痩せ尾根が見えます。
踏み跡の分岐点が左斜め奥にあります。

IMG_6929.JPG

今回は丹念にひとつひとつの岩場を、玉髄が付いていないかどうか、このようなちょっとした洞窟も含め、丹念に調べました。
結果は残念ながら、これだけ広い岩場なのに玉髄はゼロ。皆無です。

IMG_6927.JPG

上の方へ行くと、前回見つけた分岐点から派生していると思われるかすかな踏み跡に出ました。
そこをトラバースしていくと(上の写真の右斜め前方方向)、なんと1月23日の記事の4枚目の写真の場所へ出ました。
帰りは痩せ尾根の踏み跡を辿って例の分岐点へ出、そこから前回は積雪で30m先で引き返した、田ノ浦の駐車場方面へ伸びているしっかりした踏み跡を辿って下山。
すると、このルートも結局は同じ場所~白い発砲スチロールの箱が散乱している広場~へ出たのです。
要はスタート地点のすぐそば。
崖松先端に立つ東屋へ行くには、崖松キャンプ場からアプローチする場合に比べ、このルートを辿ると距離的には半分くらいショートカットされると思います。
惜しむらくは、繰り返すようですが、岩場に玉髄脈が全く見られないこと。

IMG_6935.JPG

帰りに、こないだから目を付けていたゴロタ石の浜へ立ち寄りました。
そこはベタ凪でないと行くのは無理。
かつ足場がそれほど良くない急な崖を下っていくので、度胸も必要です。
なんとか浜へ降り立ってみると、想像通りほとんど人が入っていないらしく、ゴミがまず皆無。
加えて、この浜は沸石の宝庫なのですが、全くハンマーで割った跡がないのです。
沸石の密集度はご覧の通り。

IMG_6934.JPG

だけど、ここで見られる沸石はせいぜい4~5種類程度で、大きさも3cmより大きい結晶はほとんどありませんでした。

IMG_6936.JPG

最後に記念撮影して、この日の行動予定を終了。
なにげに、青い魚眼石を狙っていたのだけど、それは見つかりませんでした。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー