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予想外の乱舞 [ホタル (阿賀町)]

11日は趣向を変え、阿賀町のT川上流へ行ってみました。
ここは6月25日の記事の場所。
その時より200mくらい上流にかかる、小さな橋の上にカメラを構えました。

IMG_6920.jpg

EOS80D + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (共通)

ここで標高約220m。
多分、ホタル前線はここまで北上しているんじゃないかな?どうかな?

IMG_6921_6964p.jpg

総露出時間約14分。
天候:霧雨のち曇り
予想は当たり、この橋の前後で最も多くゲンジが飛んでいるようでした。
しかしながら、右サイドの田んぼのヘイケはごくわずか。
ヘイケのピークは過ぎたのか?
光り始めはなんと19時40分。
それからあれよあれよと言う間に増え始め、19時45分撮影開始。
まさかこんなに現れるとは。
不快指数とホタルの数は比例関係にあるようです。
昨日よりさらに湿度が高く、ゴアの雨具を来ていても中はムレムレ。
この日はカメラは1台しか持ってきていなかったので、さらに上流部へ早々と移動。
この橋から先では撮ったことがなく、ホタルの有無を観察したことでさえありません。
ところがいるではありませんか!
100mほど歩いた所に落ち込みがあり、ただでさえ多い水量の川がゴーゴーとものすごい音を立てて流れています。
その辺りにホタルが密集していました。

IMG_6968_7060p.jpg

総露出時間約30分。
実は50分ほど撮ったのですが、全コマ重ねると光跡がうるさくなりすぎ背景がわかりにくくなってしまったので、コンポ枚数を若干減らしました。
ていうか、これでもまだうるさいですね。
もっと広角側で写せばよかったかも、と反省しきり。
手前のヤブが高く、背伸びしてやっと水面が見えるかどうかというところだったので、三脚を25cmほど伸ばしてセッティング。
しかし、高さが足りなかった。
白い水面が全く写っていない!
撮影中さらに上流側を探検したのですが、ここから60~70mくらい歩いた所にも2段の落ち込みがあり、そこにもホタルがかなり群れているのを発見。
その場所はここと違って、川が道の直下を流れているため、川の流れを全部カメラに収めることができそうです。
まだまだこの先、川沿いの林道は続くのですが、さすがにホタルが見られるのはこの辺まででした。
県北のヒメボタルの新規開拓もしたいですが、このような渓流らしい渓流に棲むゲンジのいる風景を写すほうがワクワクします。
明日土砂降りじゃなかったら、もう一度この川へ来てみたい。
落差2mの落ち込み(=滝)の上を舞うゲンジボタル。
イメージが脳裏にこびりついて離れなくなりました。


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