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大地の祝福 [ホタル (阿賀町)]

3日連続でT川上流へ。
20日は気温が高く、不快指数90%くらいのホタル日和。
昨日でホタル日記は終わりにするつもりだったけど、予想以上にこの地のホタルがこの時期になって増えており、その行方を見届けたいという気持ちに逆らえませんでした。
20日はそんなわけで、今まで近寄ったことのない原野へ行ってみました。

IMG_7482.jpg

昨日アップした写真で、左端にホタルが集中している場所があります。
そこを特定したかったのです。
多分ここかなと。
草丈が高く、一部草刈りはされているものの人間が足を踏み入れることのできるエリアはごく限られています。
まさに原野。
右側も同じような地形が拡がっており、まずはこちら側で背景撮り。
面積はかなり広く、左右両方合わせると、たきがしら湿原の右半分のそれと同じかそれ以上だと思います。

IMG_7486_7543p.jpg

総露出時間約18分

光り始め19時40分、飛び始め19時43分。
40分を過ぎてから右側の原野で一斉にホタルが飛び始めました。
カメラを構えた左側の原野はサッパリです。
すぐにホタルの多い右側の原野にカメラを構え直し、撮影開始。
おそらく昨日より数は減っているだろうし、飛翔範囲は狭まっていると思いますが、それでも圧巻です。
一方、背後の広大な田んぼでも、広い範囲にホタルの光が見られました。
昨日は最上部で陣取っていたのでわからなかったけど、かなり下手の方までホタルが発生している様子。
地形的にも美しく、撮影している間、ずっと見とれていました。

IMG_7545_7611p.jpg

総露出時間約22分

今年撮ったホタル写真の中で、個人的に最も思い入れのある1枚になりました。
上手の田んぼでももちろんホタルは飛んでいたのですが、新潟平野の光害で空が明るく、逆光気味となり、ホタルの光があまり見えなかったので撮影は行わず。
21時前には切り上げ、新発田市郊外の標高170m前後の田んぼに立ち寄りました。
もうとっくにこちらの田んぼではホタルが終息しているけど、最近の好条件でホタルが復活していることはないかと。
結果、やはりそれはなかった。
しかしホタルの姿は皆無ではなく、場所によってはそこそこヘイケがチラホラと舞っていましたが。



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