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下見の成果 [ホタル (新発田市)]

今日は満月。
気温的には既に条件をクリアしているので、あとは一雨ほしいのと、月の出が遅くなっていくのを待つのみ。
この調子で行くなら、下越の標高の低い場所では来週前半からシーズンインすると予想しています。
標高70~200mに位置するポイントなら多数知っていますが、それより低い標高(つまり、いち早くシーズン・インするポイント)はほんの少しかありません。
数少ないそんな早期のポイントとして、陣ヶ峰(阿賀野市)近くの田んぼがあったのですが、田んぼの持ち主の方が撮影者に対して非友好的で(気持ちはわかります・・・)、ここはもう行けないし行きたくない。
それに代わるポイントを、今日偶然見つけてしまいました。
場所は新発田市管内。
標高は20mあるかないかで、奇跡的に阿賀野市のその田んぼ同様、昔ながらの佇まい。
もちろん、圃場整備はまだ入っていません。
新発田市にしろ阿賀野市にしろ、そのような田んぼ~コンクリートのU字溝が使われておらず、除草剤もほとんど使用されていない~は本当に珍しくなりました。

IMG_4170.jpg

上手の方から紹介します。
農道の最奥部にある溜池。
奥には湿原があります。
ゲンジがたくさんいそうな雰囲気。

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やや下って、もうひとつの池。
これも溜池のようですね。
やはり周囲が湿原となっており、ゲンジ・ヘイケ両方いそうな雰囲気。
地形的に、月明かりの影響もそれほど受けないため、それもホタルの生育にプラスになっているのではないかと。

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一番下の溜池。
右側が田んぼです。
ここでヘイケを1匹見ました!

IMG_4209.jpg

最奥部の田んぼ。
ここでヘイケを2匹目撃。
20枚連射し、うち3枚に写っていました。
しかしながら非常に小さい個体のため、写ったことは写ったのですが、ピクセル等倍でみてどうにか確認できる程度。
まだ大天城公園のビオトープでもホタルは1匹も発生していないのに、早くもこの日、少なくとも3匹のヘイケを見たことは、この場所が特A級ポイントであることを示唆してくれています。
ゲンジがまだゼロだったことは気になるけど、まだ6月第一週です。
もう一箇所、こちらは標高が100mあるので6月中旬のポイントかと思いますが、同様に特A級ポイントではないかと思っている、全く新規の場所があります。
そこは、三光石鉱山近くの休耕田。
やはり奥に溜池があり、野生の王国っぽい雰囲気だったので、どのくらいの数のホタルが発生するか楽しみにしているのです。






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