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ヘイケのみ! [ホタル (新発田市)]

6月5日の記事に書いた田んぼへ連日出かけているのだけど、一向に数が増えません。
11日にも訪れたのですが、これで4回目。
2回目はヘイケ1匹、3回目はゲンジとヘイケ共に1匹、4回めの今日はゲンジ1匹・ヘイケ2~3匹といったところ。
新発田近辺の標高20~70mのポイントは、例年6月15~25日にかけてピークを迎えます。
年によって、月齢や気温で若干前後することはありますが、経験上その変動は極めて少ないと感じています。
なので、まだ時期尚早であることは論をまたないのですが、それにしても爆発的に増えない。
どうしても例外中の例外である米倉の保護地と比べてしまうのですが、やっぱりもともと余り生息していないのかなあと弱気になったり。
15日以降もう一度来て、そのときだめなら見切りを付けます。

ということでこの場所を20時5分には離れ、かつて栄華を誇った?某採石場跡のグランドへ。
ここで栄華と書いたのは、あくまでホタルの生息数が半端なかったという意味でのこと。
米倉に負けず劣らず早期からホタルが発生し、1ヶ月半以上もホタルの姿が見られた場所なのです。
それがある年、3~4年前でしたか、急にいなくなりました。
どうやら水路に地元の人が密かに(おそらくは個人の楽しみのために)鯉を放流したのが原因であると看ています。
鯉は3~4匹おり、鯉がカワニナ類を食べまくるのが原因でゲンジもいなくなったのではないかと。
それでもヘイケはまだまだいるし、グランドの奥の方の湿原にはゲンジも一定数生息しています。

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今年も入り口の湿原にはゲンジの姿が全く見られませんでした。
やっぱりだめか・・・
しかし、今まで気づかなかった場所でヘイケがそこそこ舞っているのが目に入りました。

IMG_9661_95p.jpg

水路とまではいかないまでも、細々と水が流れています。
途中から霧雨が降り出したのですが、降り出すやいなや一気にヘイケはあちこち飛び始め、ちょっとした乱舞状態となりました。
まだまだ絶対数が少ないものの、このポイントでホタルが全く絶滅したわけではないことを確認し、少しホッとした次第です。

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